おはようございます
今日は、先日、観光客から頂いた一つの質問から標記の件について考察したいと思います。
太宰府では、来る9月20~25日にかけての神幸式大祭(じんこうしきたいさい)に向けて準備をしております。
8月17~18日にかけて、お祭りで使用される注連縄づくりがありました。
当宮のお祭りの中で最も大切なお祭りとなります。(※太宰府天満宮HPより)
そして、出来上がった注連縄は、このように巻きます
ちなみに、この巻き数は「13」と決められています。
とある、観光客の方が…
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なぜ「13」なんですか
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と、ごもっともな質問を投げかけました。
さすがに、我々も「いやぁ、昔から13なんで」とも言えず、返答に困りました
キリスト教文化などでは、最後の晩餐で13番目の席に着いたのが裏切り者のユダがぁ~という事で…
「13」=不吉な数字という事になります。
ただ、改めて東洋文化で考えると見えてきます。
(※あくまでも私の勝手な解釈です)
東洋文化でベースとなる「陰陽五行説」で考えます。
先ず、数字を陰陽で分けると、奇数は「陽」 偶数は「陰」となります。
ということで、吉数は奇数となります。(※七五三なんていい例ですね)
では、「13」にはどういう意味があるか
考察するに、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)があります。
「13」は、干支が一回りして生まれ年の干支になります
新たな門出としてもお目出度いのかと考えられます
また、お祭りの性質上「こちらが有力かなぁ」と考えられるのが…
十三が「とみ」とも読めるので、縁起が良いという話もあります
まぁ、どちらにしろ日本では「13」は縁起がいい数字なんです
その日、いただいたお弁当も感謝の気持ちでいただきました
ご奉仕後の直会(なおらい)では、先輩方から、後継を育てる熱いお話を聞いてコミュニティの結束を強くするお祭りの大切さを実感しました
あっ、「13」について記した内容は、あくまでも自分の考察ですので、その他ご意見ご指摘などあれば、ご教授頂ければ幸いです