みなさま、こんばんは。
カンパイ氏です。
桜花賞が終わりました。私の出資馬アスコリピチェーノは惜しくも2着でした。悔しさがないわけではありませんが、本当に頑張ってくれましたし、強さを再確認できましたので満足しています。
今日は、ちょっと長めに桜花賞を振り返っていきたいと思います。
まずパドックです。アスコリピチェーノは入場してきた直後から外々をゆったりと回り、非常に気配は良かったです。プラス10キロの馬体重でしたが、まったく太め感はありませんでした。私が直接見るのは新馬戦以来となります。新馬戦の時は緩さを感じましたが、しっかり解消されていて、成長ぶりを確認できました。
ただ、周回を重ねるごとに腰のあたりから発汗が。馬の汗はゼッケンとの摩擦で白い泡のようになるのですが、その泡がだんだんと増えていきました。レースまで落ち着きが続けばいいなと願いました。
返し馬を直接見ることは出来なかったのですが、後々VTRを見てみると、リラックスしていい感じでしてね。ただ、輪乗りの段階でちょっと首を上下して注意力が散漫になっているように思えました。
レースでは、スタートが1馬身ほど遅れてしまいます。それでも北村騎手が出していって、好位を確保できました。ただ、3コーナーまでにステレンボッシュに内に入られたのは、結果的には痛かったです。これで、モレイラ騎手はアスコリの徹底マークが可能になりました。上手かったと言うほかありません。
勝負だったのは4コーナー手前です。北村騎手はステレンに蓋をしたかったのでしょうけど、反応が悪く、半馬身ほど前に出られてしまいます。もともと反応が鈍いステレンをここで前に出せたのも、モレイラ騎手の好騎乗でした。
そして4コーナー。ステレンが一気に加速し、アスコリは吹き飛ばされてしまいます。モレイラ騎手は強引な騎乗をしたつもりはなかったと思います。でも、アスコリもしっかり加速していたので、北村騎手も引かなかった。高いレベルの力と力がぶつかった結果、あのような形になってしまったわけです。
最後の直線では4コーナーでの差が最後まで響きました。アスコリは直線入り口で2馬身ほど離されましたが、最後は4分の3馬身まで詰めました。普通の馬ならあれだけ外に振られながら再加速するのは難しいです。本当に頑張ったと思います。
タイムは1分32秒2。去年のリバティアイランドよりも0.1秒遅いものの、ペースを考えれば上位2頭は間違いなく強いです。
一方で、期待したクイーンズウォークですが、ちょっと不可解な敗戦です。川田騎手の騎乗にはまったく問題はなかったと思います。馬場も内が極端に悪いというものではありませんでした。オークスでの巻き返しに期待したいです。チェルヴィニアはパドックを見たときに、馬体が緩んでいるのがすぐにわかりました。筋肉量がかなり落ちていました。ポテンシャルの高さは疑う余地がないものの、ちょっと時間がかかるかもしれないと感じました。
さて、ステレンの次走はオークスでしょうね。今回、休み明けでマイナス体重。パドックではかなりギリギリに見えました。馬体の維持が課題になります。アスコリはNHKマイルカップか安田記念に向かうはずです。2頭の再戦があるとすれば秋華賞でしょうか。今回は負けましたが、ちょっとした展開、位置取りの違いで再逆転は可能だと思います。とにかく、2頭とも無事にいってほしい。そして、また熱戦を見せてほしいです。
素晴らしいレースを見せてくれた出走馬たちに感謝です。そして、ステレンボッシュの関係者のみなさま、本当におめでとうございます!
さてさて、今週末はいよいよ皐月賞ですね。レガレイラが勝てばなんと76年ぶりの牝馬による制覇に。大注目です。それでは、またブログを書きますね。
カンパイ氏