始めましたを言わないうちに終わりましたです。

帰宅してテレビをつけるとBS12トゥエルビで放送されていて、固有名詞がたくさん出てくるこのドラマを途中から見るのも仕方がないと思いレンタルビデオを借りてその後ネット配信にて視聴を終了しました。

 

いきなり感想書きます。放送中なのでそういうのは避けたい方はスルーしてください。

前半20話の後半くらいまでは、丁寧の成長ぶりに期待感を持ってみていたのですが、後半と最後の詰めの方は全くワクワクしないドラマになってしまいました。具体的に言うと牢破りのあたりからかな。このドラマで一番の好みの女性、夜策冷が死んでしまいました。綺麗だし心が真っ直ぐ見ていて惚れ惚れしたなぁ。亡くなってしまうのは構成上仕方ないんですが、その後が全く整合性が取れない演出となっていき、、、、

 

10年も拘束されていた林煮酒。筋力なんて衰えて歩くのも無理なはずが目一杯戦闘かましてるし。

 

それからドラマ設定上でも別に死ななくてもいいだろうという登場人物が終盤にかけて無理やりどんどん死んでいき、太子あたりは善良ノーテンキ過ぎて逆に「こんなのに国を任せちゃ滅びてしまうだろう」と思ったら、結果、兄に陰謀で殺されて。。いやいや毒味や体の不調が出たらおかしいと思うだろう。ってこういうことは話をすすめるためにスルーして、、白山水は役目終わったーって感じでフェードアウト。長孫浅雪は極端に病弱路線になり最後を迎え、陳玄は王朝の使命一筋でガチガチだったのが夜策冷がなくなってからは極端に感情の人になり、梁驚夢が好きなのかただの踏み台にしたのかわからない冷徹だった王后がこれまた感情いっぱいに最終盤の設定で出てきて愛を語らい、なら最初から好きな人を殺すなよってか。。民の安息が一番だと言いつつ結局暗君の大王と長男に国を任せて一挙に老けた丁寧は表舞台から去っていき。。。

 

まあ一言でいうと、今までのドラマと結末の収め方が違うドラマというのをなんとか無理やり作りたかったという印象ありありです。

 

私は以前はこういった空を飛んだり光線みたいなのを出す武侠ドラマは、はなからリタイア物でしたが、最近は割り切りが出たのかある程度楽しんでおります。ただね、、、剣士の修行がただの座禅なんですよ。肉体を使わないで書物読んだり。。それでいて最後には丁寧は剣を得ただけで最強の剣士となるという。これだと見てる方は一向に萌えないですよね。韓国ドラマ朱豪みたいに修練あっての武術向上だと思うのですが。。

 

梁驚夢=丁寧。ドラマとしては目新しい展開といえばそうですがイコールだと影響が大きすぎて登場人物の感情を描くのがまず無理なような感じがします。だからちぐはぐなのかな。。

 

 

ふんわり風船星ふんわり風船星ふんわり風船星☆☆☆