安全 x 安心 x 幸せな子育てを。
根拠ある子どもの健康をお伝えする
3人子育て中現役小児科医
やすだのりこです。
訪問ありがとうございます
子どもの才能を
伸ばしたい、って思いますか？
子どもは成長したい生物
医学部で
小児科を教えてもらうときに
最初に言われる事。
それは
小児は
小さい大人ではない
という事。
大人の体を
そのまま小さくした訳ではない
ってことです。
最大の違いは
成長発達する
って事ですね
生後早期に
広い範囲で脳梗塞が
起こってしまっても
子どもなら
残った脳を使って
ほぼ普通に成長します。
ほとんど麻痺が
残らない子もいます。
大きな障害があっても
それを乗り越えて
成長できる。
子どもって
そんな生物です。
子どもって
放っておいても
どんどん自分で
成長していくものなんです。
もう、頑張らないと
維持していくだけでも大変な
アラフォーの私…と
子どもを見ているとその差に愕然です。
その子の上昇曲線に沿って才能を伸ばす
勝手に成長していく
生物なので、
子どもの成長を伸ばしたかったら
放っておけばいいんです。
えーーーー！
それでいいの？
って思います？
それでいいんですが、
実は結構
難しいんですよ
子どものやりたい事、ダメって言ってませんか？
0歳の赤ちゃんが
その辺のもの食べてたら
「ダメよ」
って言ってませんか？
公園で
水で手を洗って
3秒後には砂場にダイブして
また手を洗って…
永遠に繰り返していたら
「もういいかげんにやめたら？」
って言ってませんか？
ゲームばかりしていたら
「やめなさい」
って言ってませんか？
それ、
なんでダメなんでしょう？
その子にとって
超集中して
勉強しているところなのに。
そこにこそ、
その子が今一番伸ばしたい
成長ポイントがあるのに。
飲み込んじゃったら
危ないから。
もう帰宅しなきゃ
いけない時間だから。
目に悪いし
ゲームは良くないものだから。
子どものやりたい事を
ずっとやらせておくって
本当に難しいんです。
子どものやりたい事を細分化してみる
ペットボトルのキャップを
そのまま食べさせてていい訳ではなく
（窒息します）
子どもを観察して
結局この人は
何をしたいのか
…を考えてあげると
親がしてあげられることが
見えてきます。
・手から目的の場所（口）に
物を持っていってみたい
・色々な感触のものを
口で味わいたい
・水の感覚を楽しみたい
・水にぬれた手で
土を触ると
土が手にくっつくのを
学びたい
・戦略的に
ゲームを攻略することを
学びたい
（ゲームは暇つぶし的な
成長じゃない要素もあると思うので
なんでするのかは
見極めが必要かもですよね）
何が今一番伸ばしたいポイントが
分かったら
色々な質感のもので
危なくないものを
身の回りに置く
家でも砂や粘土の
おもちゃを用意する
（ちなみにこの頃は
子どもの集中力が
何分続くかを
測ってみても楽しいですよ
だんだん長くなってくるので）
親自身が戦略的に
やっている事を
共有して
一緒に楽しんじゃう
（投資とかも
いいんじゃないかなと！）
なので、
ダメって全く言わないように
する訳ではなく、
ダメって言ったことを
親が許容できる方法でお子さんが
味わえる方法を
考えてみてくださいね。
今日言った「ダメ」にこそ
成長ポイントが
隠れていますよ！
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