Question; 
 以前、部内会議でかなり激しく言い合ったメンバーがいます。それ以来、会議で私が発言すると必ず反論するので、私の提案はほとんど通りません。 

Answer;
 会議の時、そのメンバーは、あなたの正面に座るのではありませんか?
 そうだとすれば「スティンザー効果」で説明できます。
 
 アメリカの心理学者スティンザー氏は次のように言っています。

1.以前に自分と議論を交わした相手が会議に参加する場合、そ

  の人は、自分の正面に座る傾向がみられる。

2.一つの発言が出ると、その後に出る発言は反対意見が多い。 

 

 根回しをして、あなたの賛同者が多い時は、『バンドワゴン効果』つまり、あなたが発言すると間髪を入れずに多くの人が「賛成。異議なし」と発言することが効果的です。

 

 ただ、根回しの時間が取れないとか、賛同者が一人か二人しかいないような時には、前記「スティンザー効果」の1.と2.を踏まえて対策を考えましょう。

 

 まず前記の1.では、賛同者が一人の場合は、その人に、少し早く来てもらい、自分の席の隣に座ってもらいます。

 賛同者がその人以外にいない場合は、、賛同はしなくても反対はしない人に声を掛け、少し早く来てもらい、自分の席の正面に座ってもらいます。

 

 次に、自分の隣に座った賛同者に、あなたの発言が終わると同時に「それ良いですね」などと「賛意」の発言をしてもらいます。

 

 正面の人も賛同してくれる場合は、賛同者に続けて「私も賛成です」という発言をしてもらいます。

 

 そうすると、その敵対するメンバーは、よほど確かな根拠を持っていない限り、反対意見が言いづらくなります。

 

 これで、あなたの提案が通る確率はかなり高くなると思います。