Question; 
 私の上司は、頑固で疑い深い人なので、私がどんなに素晴らしい提案をしても、いつも拒否する態度を取るため、やる気がなくなってしまいます。
 
Answer;
 あなたの上司は「タイプ別識別法」で判断すると「アナリティカル(理論派/計画的)」タイプです。

 

 それに対して、あなたは「せっかち」のようですね。

 

 「アナリティカル」タイプの人の特性は「急かされるのを嫌う」「自分が納得するまで慎重に熟慮する」などがあげられます。

 

 そのタイプへの対応としては「急かさない。情報を提示して時間を与える」「こちらが先に結論を出さない」など、です。
 
 つまりそのタイプを説得するには「暗示的説得」が有効です。

 

 それは、結論を導き出すのに必要な情報や理由だけを説明し、あえて結論を言わずに、相手が取るべき態度や行動については、相手自身に判断してもらう説得方法です。

 

 例としては「~ということですが、いかがなさいますか?」など。

 

 特に、あなたの上司のように疑い深い人に、結論めいたことを言うと「なにか隠しているいることがあるに違いない」と疑われ「騙されるものか」と身構えさせてしまいます。

 

 だから、あなたの提案がどんなに素晴らしいものであったとしても、先に結論を言ってしまうと、拒否反応が出てしまいます。

 

 そこで、あなたが望む結論に「上司自身が考えて決めたのだ」と思ってもらえるように上手く誘導することが肝要になります。

 

 ちなみに「暗示的説得」に対して「明示的説得」という方法があります。

 

 それは、結論を導き出すのに必要な情報や理由を説明した後、結論を言い、相手が取るべき態度や行動について指示する説得方法です。

 

 これは相手が「知識がない人」「自分の判断に自信がない人」「疑い深くない人」などには効果的と言われています。