Question; 
 取引先のAさんは、いつも、だらだらと話がエンドレスに続きます。気分を害することなく、話を中断させる方法はありますか? 

Answer;
 その場合は、バックトラック(Backtrack)が有効です。日本語では「オウム返し」と呼ばれる技法です。つまり、相手が話した言葉などを、繰り返して相手に返すことです。

 相手の話が長く、同じようなことを繰り返していると思った場合は、話の一段落がついた時に、相手の話の内容を「要約」して相手に返します。

 「つまり、Aさんのお話は○○ということで、弊社に○○をご希望されているという理解で宜しいでしょうか?」など。

 このような「要約」をすることで、相手の話を中断させることができます。一方、相手は、自分の話をしっかりと聞き、理解されているという意識になりますので、あなたに信頼感や好意を覚えることにもなります。

 相手が「そうだよ」などと返答した場合は、間髪を入れず、こちらから質問するなり、話し始めるなど、その後の主導権を握って商談してください。 

 ちなみに、NLPコミュニケーションでは「オウム返し」は、相手との良好な信頼関係を築くためのスキルとして、この「要約」以外に、次のような技法のことも指しています。

・相手が話した「事実」のキーワード(キーセンテンス)を繰り返す。
 「ディズニーランドに行かれたのですね」「3万円ですか」

・相手が話した「感情」のキーワード(キーセンテンス)を繰り返す。
 「それは嬉しいですね」「本当に腹が立ちますよね」

 「オウム返し」をするキーワードやキーセンテンスは、相手が重要視していることや、相手特有の言葉とか表現方法などが有効です。