Question; 
 私の部署の中に天邪鬼(あまのじゃく)な人がいて、私の言うことにも、ことごとく楯突いてくるのでストレスが溜まってしまいます。 

Answer;
 わざと人に逆らう言動をする天邪鬼な人がたまにいます。その天邪鬼があなたの部署にいてストレスが溜まるというのはよく分かります。

 プライベートなら、天邪鬼な人間は遠ざければ済むことですが、職場となるとそうはいきませんよね。
 
 そこで、その天邪鬼の逆手をとることをお勧めします。

 つまり、あなたが、その仕事をやってもらいたい時には「頼もうと思ったけど、なんか忙しそうだから、他の人に頼むからいいや」とか「やりたくないでしょう?」などと自分の希望と逆なことを言ってみましょう。

 たぶん、その天邪鬼は「何だよ。勝手に忙しいと決めつけないでくれよ」とか「誰がやらないと言ったんだよ。やればいいんだろう」などと乗ってくる可能性があります。

 これは心理学でいう「カリギュラ効果」の活用になります。天邪鬼でなくても、人間はダメと言われると、かえって余計にそれをやりたくなるという心理を持っています。

 昔話の「鶴の恩返し」では「決して、機を織っているところを覗かないでください」と言われたのに、お爺さんが覗いてしまったばかりに、鶴は飛び去ってしまいます。

 浦島太郎も「決して開けてはなりませぬ」と言われたのに、玉手箱を開けてしまったばかりに、一瞬でお爺さんになってしまいます。

 ちなみに「カリギュラ効果」は、ローマ帝国の皇帝カリグラをモデルにした1980年のアメリカ・イタリア合作映画『カリギュラ』が語源です。

 過激な内容のため、ボストンなどの一部地域で上映が公開禁止になったことで、かえって世間で話題を呼び、禁止地区の住民は他の町に行ってまで『カリギュラ』を観賞したことにちなんでいます。