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西洋人が書いた「人類の歴史」系の本を読んでると、よく石器の材料となった「フリント」という言葉が出てきます。
文脈からするとチャートのような石のことなんだろうなと思ってましたが、実際はどんなものか知りませんでした。
数年前、子供の就職記念でフランスに家族旅行に行った時の話です。
パリの北西、ルーアンの大聖堂で不思議なものを見ました。
壁や塀に使ってある石灰岩の中に、黒い美しいガラス質の礫が埋まっていたのです。
あとでこれがフリントだと知ったのですが、最初は何かわかりませんでした。
チャートの礫かと思ったのですが、レキ岩にしてはまばらすぎます。
よく砂岩の中に石灰質のノジュール(団塊、今はコンクリーションというそうです)があるのですが、それと雰囲気が似ていました。
調べてみると、ノジュールは砂岩の中には石灰質のものができるんですが、石灰岩の中には珪質のものができるんだそうです。
不思議。
こういう特定の鉱物が濃集するような変化も堆積岩が固まる続成作用の一種だとのこと。
その珪質ノジュールは石英並の硬さで、ヨーロッパでは昔は石器や火打ち石として使われていました。フリントストーンです。
フリントというのはこういうでき方をしてたのかという驚き。
そして、普通なら真白い石灰岩の石材に混じった黒い石は難点であるはずなのに、壁の一部として尊重して残していることに、大昔から人の生活を支えてきたフリントに対する人々の畏敬の念を感じました。
ヒノキの香りがする無塗装のエレキギターが欲しかったのですが、そんなものは世の中にないので、自分で作ることにしました。
ネックやピックアップは、ギターワークスさんや、サウンドハウスさん、そしてヤフオクで手に入れ、ボディのヒノキは、鳥取の「木一筋ドットコム」で手に入れました。
暑さ48mm。神棚などにする材のようです。それが、私のエレキギターになってしまうわけです。
ネックやピックアップは、ギターワークスさんや、サウンドハウスさん、そしてヤフオクで手に入れ、ボディのヒノキは、鳥取の「木一筋ドットコム」で手に入れました。
暑さ48mm。神棚などにする材のようです。それが、私のエレキギターになってしまうわけです。
ノコギリやドリルを使って汗だくになってカット
初体験のトリマーでいろんな穴をうがち
ヒノキのいい匂いがします。
で、こんな感じで完成しました。
ピックガードは、ローズウッドの突板をベニヤに貼ったものです。
エスカッションとノブもローズウッドです。
ピックアップはダンカンのジャズモデルとJB。コイルタップもできるようにしてます。
塗装しないギターはよくないと聞いたことがありますが、音的には何ら問題なく、かえって市販のギターよりもサスティンがあるような気がします。
塗装しないと、傷や汚れがつきやすく、商売する側にとってはやっかいな代物であることは確かです。ほんとになにも塗らないと、汗がじゃんじゃんしみこむので、一応蜜蝋ワックスは塗ってます。
ヒノキは楽器の材として全然悪くないです。案ずるより生むが易し。
ヒノキのエレキギター、サイコーです!
初体験のトリマーでいろんな穴をうがち
ヒノキのいい匂いがします。
で、こんな感じで完成しました。
ピックガードは、ローズウッドの突板をベニヤに貼ったものです。
エスカッションとノブもローズウッドです。
ピックアップはダンカンのジャズモデルとJB。コイルタップもできるようにしてます。
塗装しないギターはよくないと聞いたことがありますが、音的には何ら問題なく、かえって市販のギターよりもサスティンがあるような気がします。
塗装しないと、傷や汚れがつきやすく、商売する側にとってはやっかいな代物であることは確かです。ほんとになにも塗らないと、汗がじゃんじゃんしみこむので、一応蜜蝋ワックスは塗ってます。
ヒノキは楽器の材として全然悪くないです。案ずるより生むが易し。
ヒノキのエレキギター、サイコーです!
前から欲しかったホローボディーのギター。
安くてイカしたギターとして目を付けていたEpiphone Wildkatが年末に中古で格安で出ていたので即注文。本日やっと手にすることができました。ぐふふふ、うれしい。これを楽しみに帰省から戻ったのでした。
このギターはホローボディとしてはかなり安いのですが、デキはなかなか良いです。
ネックはメイプルで、ヘッドが斜めに接合されている廉価版のギター特有のタイプです。指板はローズ。ボディはメイプルトップのマホガニーバック。マホガニーは3ピースの合板ですが、ボディーバックに奇麗なマホガニーのツキ板が貼ってあり、一見ツーピースのように見えます。でも私としては、全然オッケーです。材は安価なものを使ってますが、基本的な作りはしっかりしています。
全体のデザインやボリュームポッドのレイアウトなどはGretschを参考にしている感じですが、こちらのほうがなんかカッコいい気がします。
サイズは小ぶりで、しかもブリッジのところにしかセンターブロックが無い、フルアコっぽいホローボディなのに、重量は3.9kgあります。材としてメイプルを多用していることと、トップの部材が5mmぐらいあったり、ビグスビーのトレモロを付けたりということで重量がかさんでるんだと思います。
ピックアップは金属カバー付きのP-90タイプ。カバー付きだと音が優しくなります。ホローボディと相まって、非常に温かみのある音が出ます。シングルコイルなのでパワーはそんなにありませんが、ピックアップとボディー構造がすごく合ってるように思います。歪ませるとホローボディなのでハウリングは起こしやすいですが、そこも味です。
ビグスビーのトレモロは確かにチューニングが狂いやすいのでハデなアーミングは禁物です。でもこのトレモロは見た目が素敵なので、機能のことはとやかく言うものではないと思います。
Epiphone Wildkat、形も音も演奏性もとてもいい感じです。
買って良かったと思えるギターでした。