福島視察3か所目は、「いわき震災伝承みらい館」です。

 

東日本大震災というと三陸沖(宮城県)を思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、この青空との境目がわからないほど美しい海を持ついわき市も例外ではありませんでした。

 

いわきは津波の影響が大きかったのです。

特に第1波が4mだったため、一旦高台に避難した町民が自宅に帰り始めた頃、第2派が(約8m51㎝)まちを襲いました。

 

悲しいことにこの日は地元の中学校の卒業式でした。

 

卒業式前に生徒たちがメッセージを残した黒板がそのまま展示してありました。担任の先生からのメッセージでしょうか。

「今日は晴れの門出です。全員笑顔で。」という文字に思わず涙。

 

津波に襲われながらも教室に残っていた「奇跡のピアノ」も。

 

現在は、高台の防災緑地で守られています。

 

被災後、新しく植えられた松の木がどんどん育っています。

 

 

311の被害を繰り返さないために次のような5つの注意が町民の間で徹底されています。