オレオレ詐欺は手を変え品を変え襲ってきます。

被害者は高齢者のことが多い。

私が住んでいる地域は中央区の中では高層マンションが少なく比較的高齢者が多い地域です。

私自身、町会でオレオレ詐欺対策に取り組んできました。

 

では皆さん、警察庁が今年6月18日「犯罪対策閣僚会議」で、

「国民を詐欺から守るための総合対策」を決定したのはご存知でしょうか?

預金があるから、詐欺にひっかかる。では、1日当たりのATMからの引き出し額を制限すればいいではないか。各種詐欺対策としてはある程度の効果はあると思います。

 
この総合対策を細かく見ていくと、「ATMでの振り込み・引き出し制限等の推進」として…以下引用(青字筆者)
 
金融機関と連携し、一定年数以上にわたってATMでの振込実績 がない高齢者のATM振込限度額をゼロ円又は極めて少額とする 取組(ATM振込制限)及び高齢者のATM引出限度額を少額とする取組(ATM引出制限)を推進する。 また、金融機関における預貯金口座のモニタリングを強化する取組を推進し、高齢者のATM振込・引出限度額を少額とすることの制度化に向けた検討を実施する。
そこで事件が起こりました。最近は、ほぼキャッシュレスですがその日に限って20万円の現金が必要となりATMに行きました。それが必要な額が下せないのです。私自身のお金です。私自身の口座です。
 
そこでその銀行のHPで確認すると、

ATMの引き出し限度額については、以下引用(青字筆者)

キャッシュカードを使用したATMのお取引状況(お引出、お振込・お振替等のお取引状況)等を総合的にみて、一部のお客さまについては、ATM利用限度額をあらかじめ設定されている限度額よりもさらに引き下げさせていただく場合があります。

私はなぜ‟一部のお客様”になってしまったのでしょうか?
 
警察庁の対策では
①高齢者
②一定年数以上にわたってATMでの振込実績がない
 
が、条件として具体的に挙げられていました。私は高齢者(65歳以上)ではありません。現役で働いていますので、この口座は現在もさまざまな振替、振り込み等で頻繁に使っています。
 
そこで、みずほの担当者に電話をしましたが、たらい回しにされた挙句、4人目に出てきた方が、結局謝罪するだけでした。私は謝罪をしてほしかったのではありません。なぜ私が‟一部のお客様”になってしまったのか、理由が知りたいだけです。
そして、なぜ前もって連絡がなかったのかも知りたい。
皆さんも、ATMでの引き出し限度額をそれぞれ確認することをお勧めします。