一般質問報告① 

 

政府は今年の2月2日、公立小学校の1学級当たりの上限人数を35人とする、いわゆる「義務教育標準法改正案」を閣議決定しました。現行は小1のみ35人以下、2021年度に小2を35人とし、その後学年ごとに順次引き下げ、2025年度に全学年を35人以下にする、というものです。

 

来年度から児童1人1台タブレットが完了する見通しで、文科省は少人数学級とICTの活用による、一人一人のニーズに応じたきめ細かな指導や学びが可能になるとしています。

 

中央区教育委員会は、平成25年2月に「教育環境の整備に関する基礎調査」を発表しました。そして、それらの調査と区内の園児・児童・生徒の人口推計をもとに、各教育施設の増改築を進めました。

 

その後、平成30年6月の教育委員会では、

○一部学校で内部改修

○月島第一小学校でのさらなる増築

○学区域の変更

○特認校の拡充

といった、個別対応が報告されています。

 

今年出された今後10年間の人口推計によると、中央区では今後も子どもの数の増加は続きます。

 

 

このような状況のなかで、果たして国の方針である、2025年度までにすべてのクラスで35人以下学級に対応できるのか、質問しました。

 

そして‟校内スペースの有効活用、近隣教育施設の活用等により、2025年度までに、小学校全クラスでの35人以下学級を達成する”との、力強い答弁が教育長よりありました。

 

 

 

また、今年2月に教育委員会で審議された「中央区立学校施設個別施策計画」が次の区民文教委員会で報告されることも確認いたしました。

その内容に期待したいと思います。