学校現場を語るとき「多忙」とか「多忙感」という単語がよく出てくるのですが、このような言葉が使われるとなぜか、言葉が無機質になってしまう。

 

つまり‟学校の先生は忙し過ぎる”のです。

本当は、もっと授業に専念したい。もっと子供たち一人ひとりと向き合いたい。と、思っている先生方も多いのに、‟それ以外の事務的作業”も増えています。

 

中央区教育委員会から「中央区立学校における働き方改革推進プラン」が出されました。

 

‟学校は授業改善、教材研究、学習評価の改善・充実に取り組むことが必要とされている‥‥またこれからの変化の激しい社会を自律的に生き、社会形成に参画するための資質・能力を育むためには、これまで以上に子どもたちと一人一人と向き合い、丁寧に関わりながら・・・”

 

本当にその通りだと思います。推進プランでは、今の学校を取り巻く状況や社会の変化、さらには学校の先生方の勤務実態を分析し、これからの改善目標を5つ挙げています。

 

その一つ「部活動のあり方と教員負担の軽減」では、外部の「部活動指導員」の導入が、ようやく盛り込まれました。

 

また、週末の地域イベント等で、校長先生にお会いすることがよくあり、‟週末なのに大変だなぁ”と感じていました。地域の子どもたちの生活環境を見たり、日頃お世話になっている地域の方々へのご挨拶という意味合いもあるのかもしれませんが、内容によっては、あまり参加の必要性を感じないものもあります。そのようなイベントやセレモニーへは、参加を求めず、週末はできるだけゆっくりお休みしていただくことも必要だと思います。

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