中央区議会議員(無所属)青木かのです。

 

しばらく東京を離れておりまして、帰ってきてたまたま見たTV番組がNHKの「ネタドリ」という番組で、首都圏で急増するタワマン(高層マンション)がテーマでした。

ちなみに、タワーマンションとは、法的な基準はありませんが、だいたい20階建て以上のマンションのことだそうです。

 

なぜこんなにタワマンが増えてしまったのか。それは、再開発事業の成果(影響)です。子育て支援施設や高齢者施設等の公共施設と、広場や街路等の公開緑地を確保する等の基準を満たせば大幅な容積率の緩和が適用されます。この様な容積率の緩和を利用して事業者は、保留床を確保しパーティルームやジム、オーディオルーム等の付加価値をマンションに付けて消費者を引き付けてきました。国や都からの補助もあります。

 

さて、交通問題です。中央区では高層マンションが集中する臨海部の最寄り駅勝どき駅の混雑については、以前ブログにも書きました。

勝どき駅A3b出入り口が供用開始。全体工事は32年6月に終了します。


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平成12年度の開業当初は1日平均乗降人数が、約2.8万人だったのが、平成25年度では約9.1万人にまで急増し、改良工事が始まりました。

で、やっと現在工事中のA3b出入り口の工事が終了し12月16日から供用が開始されます!

地上から改札階までの直通エスカレーターもあります。

 

でも・・・次は今使われているA3出入口が工事にはいります。最終的な工事は平成32年度6月に終了しサービス開始予定。7月24日から始まる東京オリンピック・パラリンピックにギリギリ間に合います。(の予定です)


人口回復策(増加策)については、どの自治体も苦労するところだと思いますが、武蔵小杉駅の朝のラッシュアワーの状態(改札を通るまで10分の行列!)を見ていると、事業者に有利な条件を与えて高層マンションを建て続ける自治体の施策も曲がり角にきているように感じました。
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