決算特別委員会～歳入
区の歳入のうち16.7%を占める国庫と都の支出金。
どのようなことに使われるのでしょうか？
例えば、市街地再開発事業。
中央区は都心区ですので、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るために、多くの市街地再開発事業が進んでいます。
しくみとしては
〇敷地を共同化して高度利用し、公共施設や公開空地を生み出す。
〇現在の資産は、再開発床（床と土地に関する権利）に等価で置き換わる。
〇ビルの建設費用は、交付金や土地の高度利用で生み出した床（保留床）を売却すること等でまかなう。
この交付金とは、原則として地方公共団体の補助率は3分の2。国は地方公共団体の補助に対する費用の2分の１ですので最終的には
・国 3分の１
・区 3分の1
・事業者 3分の１
となります。
27年度の決算では国庫支出金が、7地区の市街地再開発事業合わせて37億3375万円になっています。
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