国政選挙に合わせて、
議会の定例会を調整する地方自治体もあるようですが、
中央区議会は7月1日の最終日まで
予定通り開催されます。
そして、今日は昨日の補正予算委員会に続いて
採決がありました。
4件のうち3件は問題ないのですが、
「オリンピック・パラリンピック調整事務費」1118万6千円
これが、問題です。
中央区長と中央区議会議長を含む計6名が
ロンドン・パリの視察に行くというもの。
何も、海外視察が全てダメというわけではありません。
本当に必要な理由があるなら堂々と行っていただきたい。
我が会派が問題にしたのは
「なぜ今？」
「補正予算で出してきたのか？」
という点です。
本当に必要であったのなら補正ではなく当初予算に計上し、
この3月約2週間にわたって開催された予算委員会で
十分に審議されるべきでした。
視察の目的についても
“オリンピック・パラリンピックの開催都市（ロンドン）における選手村跡地のまちづくり、観光施策、多言語対応、WiFiサービスの状況、受動喫煙防止の取り組み等の視察”となっており、
事務方の仕事です。
実際、平成26年度にコンサルタントがロンドンの選手村跡地の視察に行っており、その成果は「2020に向けた中央区の取り組み」としてまとめられています。
パリについては、”セーヌ川の舟運の状況について視察する”
が目的だそうです。
この時期になってしまった理由についても説明がありましたが、
納得できるものではありませんでした。
そこで我が会派「改革2020」は
平成28年度補正予算に反対しました。
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