中央区議会予算特別委員会~衛生費
受動喫煙防止対策(タバコの副流煙から人を守ること)、
外に正式な喫煙所を作って、公共の屋内は全面禁煙にする外国の都市と違い、
日本ではまず、マナーや街の美化の観点から
路上喫煙を規制している
(中央区も平成16年に「歩きたばこ及びポイ捨てをなくす条例」を制定)ため、
屋内での禁煙及び完全分煙が遅れています。
つまり、まず屋外に喫煙所をつくることが重要です。
そこで、今回私は2つの提案をしました。
①民間のビルが1階に喫煙所をつくる場合“一般公開を条件に”
区が助成をする。
中央区と同じ都心区である千代田区と港区は平成25年度予算に
それぞれ、2000万円と1500万円助成費用を計上しています。
中央区は完全分煙設備設置の助成予算はゼロです。
②JTが無料で提供しているパーテーションを利用して、屋外(広場や公園)
の喫煙所を整備する。
現在の吸い殻入れが置いてあるだけの“自然にできた喫煙エリア”の状況は最悪です。
タバコ店の吸殻入れが、公道にはみ出ていたり、
副流煙がバス停に向かって流れていたり、
場所によっては、子ども達の通学路にあたっています。
残念ながら、どちらのアイディアも“中央区の歴史や状況に合わない”と
却下されました。私も形を変えて質問・要望しましたが、
区は“できない理由”を述べるばかりで前向きな答弁はありませんでした。
副流煙の健康被害は、WHO「たばこの規制に関する枠組み条約」
を出すまでもなく今や世界認識で、
世界の主要都市は受動喫煙防止条例を制定してます。
もはや、個人の嗜好の問題ではなく取り組まなければならない問題なのです。
私は、これからもあきらめず頑張ります!
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