オールスターモトクロスin沖縄 2017! | かんのぶのブログ

      『2017年オールスターモトクロスin沖縄!』

 

2月25日~26日の2日間、第3回オールスターモトクロスin沖縄が、イマナゴ クロス  フィールドで開催されました。(自分が観戦したのは26日の決勝日のみ!)

 

オールスターモトクロスといえば、以前鈴鹿サーキットで新年の3日に行われていたのを思い出しますが、それも無くなって二十年以上は経つのではないでしょうか。

 

自分が今回沖縄に行くきっかけなったのは、モトクロスの元スズキファクトリーライダーで主催者の「チョッチ」こと松田 強さんと 、昨年の全国オートバイ協同組合の総会でいろいろ話していて時「行きたいな~!」と言った一言でした。

 

自分は沖縄は3回目で、以前オフ車で林道やビーチを走ったことはありますが、2000年に沖縄で開催された全日本モトクロス選手権も行っていないので、沖縄でのレース観戦は初めてです。

 

イマナゴ クロスフィールドは名護市の郊外の山の中にあり、さすが沖縄!ご覧のようなハマーが2台並んで置いてあります。

天気は生憎の雨、この時期にしては少し肌寒い気温でした。

 

7時半過ぎにスタッフミーティングが行われていました。

雨の中たいへんでしょうが、頑張ってください!

 

8時半からブリーフィングが始まり、ライダーが集まってきました。

 

ブリーフィングが終わるとオールスタークラスのスタートグリットを決めるくじ引きがあり、くじを引いたライダーからステージに上がっていきます。

 

オールスターライダーの集合写真です。

エントリーをしていた、馬場 亮太くんは怪我の為欠場!

マスターズを走る井田 伊佐夫さんと源治 篤さんがこのクラスも走るので、総勢15名でのレースになります。

 

ライダーも全日本選手権とは違いリラックスした雰囲気で、成田選手も気さくに一緒に写真を撮ってくれます。

 

こちらはパッドクの様子ですが、全日本の会場ではあれ程見るハイエースもほとんど見かけません。

テントもレンタルの物なのか、無地の白が多いようですね。

 

田中 教世くんのパドックですが、レンタカーのリヤドアを開けて準備をしています。

 

さすがHRC ! 全日本と同じように設営されていて、一際目立ちます。

火曜日ころから現地入りし、テストを行っていた模様です。

他のメーカーさんもこれくらいしてくれれば、沖縄も盛り上がるんですがねぇ~!

 

こちらはマスターズの鉄人光安選手とカミカゼ井田選手のテントです。

二人仲良く、同じテントで準備していました。

 

カミカゼ#130!井田選手も60歳!まだまだ元気でオールスタークラスも走ります。

ワールドモトクロスにも参戦している、レジェンドライダーです。

 

スタッフが乗っていたスクーターに貼られていた、オールスターモトクロスのステッカー!

いろんな物で、この大会を盛り上げていました。

 

本部の横に立っているタワーの上から、モータースポーツアナウンサーの「みし奈 昌俊」さんが、実況放送をしてくれています。

 

公式練習も終え、10時35分にマスターズのヒート1、15分+1周がスタートしました。

 

さすがホールショット男!井田選手が飛び出し、安定した走りで一度もトップを譲ることなく優勝!

 

スタートで出遅れた松田選手が1周で2位まで上がり、一時井田選手に迫ったものの、ティアオフが無くなりゴーグルを外すことになり、18秒遅れの2位でゴール。

 

ライダーもマシンも泥だらけ!お疲れ様です!

 

洗車場が設置されているので、すぐに洗車してヒート2に備えます。

 

久しぶりにモトクロッサーに乗ったという「つよしくん」もう腕がパンパンと、ちょっと疲れ気味!

そりゃ~何ヶ月も前から大会の準備して、ライダーとして走り、本当にお疲れさまです!

 

いよいよオールスタークラスのレースです。

ゼッケン1、成田選手のマシン!セル付きでキックアームも無く、エキパイにはセンサーもついて、バリバリのワークスマシンのようです。

 

こちらは第1回大会の総合優勝者「小方 誠」選手!

入念に体操をして、身体をほぐしているようです。

 

こちらは4年ぶりに全日本に帰ってきた「山本 鯨」選手!

チームHRCで、どんな走りをするのか楽しみです。

 

こちらは昨年で現役を引退した「田中 教世」選手!

まだまだベテランの走りは健在!楽しみです!

 

サイティングラップでは各ライダーが、1コーナーの手前にある高台に上がり、観客の声援を受けます。

 

くじ引きで15番を引いた成田選手は、アウト側のグリットからのスタートでした。

オールスタークラスは20分+1周のレースです

 

イン側からスタートした山本選手がホールショットでレースをリードします。

成田選手は2位でヤマモト選手を追っていたのですが、1周しただけで写真のように泥だらけ、こちらもティアオフが無くなり、ゴーグル無しで走ることになり遅れてしまい、2位でゴールすることになりました。

 

お昼休みにはマスターズクラスのライダー紹介とトークショーがあり、レジェンドライダーの気合を感じました。

 

全日本の最高峰クラスで4度のチャンピオンを獲得した、鉄人光安選手も59歳!

 久しぶりの走りを見せてもらいました。

30年以上前に、松山オートテックで行われていた全日本のことも覚えていたのには、びっくりでした。

 

その後もテントで懐かしい話が聞け、楽しい時間を過ごせました。

 

今回光安選手が使用するヘルメットです。  これも懐かしいですねぇ~!

 

ステージ前では成田選手、山本選手、田中選手、小方選手のサイン会が行われていました。  

ちびっ子が多く来ていたのには、嬉しかったですね。

 

サイン会の後は、まず成田選手の総合優勝を目指すというトークで意気込みを感じました。

 

久しぶりに全日本を走る山本選手のトークは、興味あるものでした。

 

ベテランの田中選手は、以前からこの大会に出場したかったようで、やっと出場できことを喜んでいました。

 

終始さわやかな笑顔が印象的な小方選手!カワサキ2年目の豊富を語ってくれました。

 

トークショーの後は、豪華景品が当たる抽選会が行われ、多くの人が集まっています。

 

主催者の松田つよしくんは、奥さんと一緒に取材を受けています。

 

マスターズクラスの光安選手は、マシンこそ最新式のYZ450Fですが、ウエアーは現役当時の物で走ります。

ただ、光安さんのイメージが強かったチンガードは、探したけど見つからなかったそうです。

 

1時30分にマスターズのヒート2がスタートしました。

このヒートも#130井田さんがいいスタートをしています。 横の#4は90年代にチームグリーンで走っていた藤城 光雄選手で、マスターズ初参戦の元IAライダーです。

 

ヒート2のホールショットは松田つよしくん!

このまま逃げ切るのかと期待したのですが、練習不足でか途中でペースが落ち、井田選手に抜かれ2位でのゴールでした。

 

光安選手も久しぶりのレースということで無理はせず、走りを楽しんでいる様子でした。

 

これからオールスタークラスのヒート2が始まりますが、その前にライダーはスタート位置を入念に均しています。

 

ヒート1の上位選手は全員イン側のグリットからスタートします。

このヒートでは山本選手が遅れ、成田、小方、田中選手の順で1コーナーに入っていきます。

 

成田選手、小方選手の二人が抜け出し、二人のバトルで周回が進んでいきます。

 

トップの成田選手のウエアーは、ほとんど汚れていませんね。

 

2位の小方選手は、最終コーナーでは豪快なカウンターで走り抜けて行きます。

 

しばらく二人のバトルは続いたのですが、5秒差をつけて成田選手が優勝!2位が小方選手でした。

 

BS12 Twellvのライド&ドライブ(旧ジェイクロス)も取材に来ていました。

全日本より時間にも気分にも余裕もあるので、MCの「きのせ ひかるちゃん」とお話が出来たりツーショット写真を撮ったり、もうこれでお友達かも?

(ちなみにこのレースの放送は4月8日土曜日の夜中?と、言っていたような気がします。確認してください。)

 

レースも終了! 3時前よりマスターズクラスの表彰式が始まりました。

マスターズ40歳クラス、1位 松田つよし選手、2位 大内 健八選手!

 

次はマスターズ50歳クラス、1位 漆原 雅利選手、2位 清水 政徳選手、3位 源治 篤選手でした。

 

マスターズ最後は60歳クラス、1位は両ヒート優勝の井田選手、2位 斎藤 修選手、3位は古川 正昭選手でした。

 

オールスターIA2/IBオープンクラス、1位 森 優介選手、2位 池本 凌汰選手、3位 内田 篤基選手でした。

 

最後にオールスターIA1クラス、1位 成田選手 悲願の総合初優勝!2位 山本 鯨選手、

3位が小方 誠選手でした。

 

最後に主催者の松田 強くんの挨拶とお礼で大会終了! お疲れさまでした!

 

終了後は高速道路を走って那覇市のホテルに直行!

7時から始まる打ち上げパーティーに行く準備します。

打ち上げ会の会場は、国際通りにある「御菓子御殿 松尾店」で行われました。

 

沖縄民謡で幕が開き、打ち上げ会が始まりました。

 

ここで懐かしいライダーが紹介されました。

1970年代にヤマハで3度のチャンピオンを獲得した、鈴木 都良夫さんです。

あの秀明道場の鈴木 秀明さんの弟さんで、現在65歳。不動産会社を経営しています。

今回は走りはしませんでしたが、観戦に来ていたようです。

 

次は教世くん!

 

続いて小方 誠くん!

 

そして全国オートバイ協同組合連合会の加藤副会長も!

 

第1回大会から運営に携わている、MFJ中国の池ちゃん!

沖縄のバイク屋さんは、どこも熱いと感心していました。

 

こちらも1回大会からスタッフとして応援に来ている、ブルーイーグルス福山の妹尾さん!

ご苦労さんです!

 

つよしくんに呼ばれて、恥ずかしながら自分も、四国代表として挨拶させてもらいました。

(他にもいろんな方が挨拶されていたのですが、写真が無くてすみません。)

 

飲んで食べて宴が進むにつれ、いろんなところで情報交換をしているようです。

 

こちらも親睦が深まっているようですよ。

 

ライダーもこのような場所ではレース会場とは違い、リラックスして気さくにお話もできますよ。

 

誠くんの笑顔は本当に爽やか!ファンになってしまいました!

またまた応援するライダーが増えてしまいました。

 

縁の下の力持ち!つよしくんの奥さまのお話もありました。

 

最後に総合優勝で喜んでいる成田選手が登場! つよしくんとの掛け合いで盛り上がり!

 

ピッチャーのビールを一気飲みで盛り上げ! これで楽しい宴もお開きです!

 

レース後の27日と28日の琉球新聞には、大会の記事が大きく掲載されていたようですよ。

 

本土から遠く離れている沖縄で、どのようにすればモトクロスを盛り上げられるかと、一生懸命に努力している姿に熱いものを感じ、少しでも応援しなければという気持ちになりましたし、それを見習わなければいけない気持ちにもなりました。

沖縄のみなさん、これからも頑張ってください!

 

オールスターモトクロスin沖縄公式ホームページ