今週のレース情報! | かんのぶのブログ

先日の「ヤマハ ニューモデル試乗会」に来ていただいたみなさん、ありがとうございました。

滅多に乗ることのできないバイクにも乗っていただきましたが、乗り心地はいかがっだたでしょうか?


日曜日の心配していた天気も、みなさんの雨でも試乗するぞ、という強い気持ちのおかげで雨をどこかに追いやってくれました。

国内モデルでは、VMAX以外はいつでも店頭に置いておりますので、もう一度試乗してみたいという方はぜひご来店ください。


ところで試乗会を行っていた日曜日に、イタリアのムジェロでモトGP第6戦が、国内ではツインリンクもてぎで全日本ロードレース第3戦が開催されていました。

どちらのレースでも、ヤマハが1周目から一度もトップを譲ることなく優勝と、まさにヤマハディーの一日でした。



『ロレンソが3連勝、ロッシは6戦連続で表彰台を獲得!』



■大会名称:MotoGP第6戦イタリアGP
■開催日:2015年5月31日(日)決勝結果
■開催地:ムジェロ/イタリア(5.245km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度 ■路面温度:48度


大勢の地元ファンが駆けつけたMovistar Yamaha MotoGPの地元のムジェロ・サーキットで、J・ロレンソがヤマハに今季5度目の優勝をもたらし、V・ロッシも後方から追い上げて見事、表彰台を獲得した。

グリッド2位の位置から好スタートを切ったロレンソ。すぐさまA・イアンノーネ(ドゥカティ)とA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)の後方に食らいつき、オープニングラップ終了までにふたりを抜いてトップに浮上した。

前方がクリアになると、まさに思い通りのレース展開。ピットボードのサインによりライバル、M・マルケス(ホンダ)の追い上げを知ると、一気にペースを上げて1分47秒700のファステスト・ラップをたたき出した。その後も安定した走りで徐々にリードを拡大。

1分48秒台前半をキープしてコンスタントに走りきり、最後まで誰にも邪魔されることなく、真っ先にチェッカーを受けた。2位との差は5.563秒だった。ロレンソにとっては、過去4年間で3回目の優勝。


一方のグリッド8位からスタートしたロッシは、スタート直後に集団につかまり、ポジションをひとつ下げて9位で1周目を終了。

しかしここから見事な追い上げを見せ、8ラップ目にはC・クラッチロー(ホンダ)をパスして6位。さらに4ラップをかけて2.5秒のビハインドを埋めると、ついには2位グループに追いついた。

すぐさまドビツィオーゾをとらえて5位。残るはD・ペドロサ(ホンダ)、マルケス、イアンノーネの3台となった。

目標を表彰台獲得に設定していたロッシは、マルケスの転倒を知るや、すぐさまペドロサに襲い掛かり3位へ浮上。さらにペースを上げて1分48秒173のベストラップを記録したが、イアンノーネには届かなかった。ロレンソとの差は6.661秒。3戦連続で2人揃っての表彰台を達成した。


ヤマハ モトGP情報  



『中須賀克行が一度もトップの座を譲らずに2連勝』



大会名称:2015年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦もてぎ
■カテゴリ:JSB1000
■開催日:2015年5月31日(日)
■会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)
■周回数:23周
■天候:晴れ ■コース:ドライ


事前テストで好調をレースウイークにも持続させたYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行。

今大会だけのTOP10サバイバル予選では常に最速タイムを記録し続けると、ツインリンクもてぎで初めてのポールポジションを獲得。

これに中須賀は「これまでのR1だと、ツインリンクもてぎは攻めあぐねることも多かったけれど、このポールポジション獲得は、新型R1のトータルパフォーマンスが高まった証拠」と語る。


決勝レースは23周という長丁場だが、スタートダッシュからレースをコントロールするという作戦通りに中須賀は絶妙なスタートを決めると、オープニングラップにして2番手の高橋巧(ホンダ)に1秒の差をつけた。

その後も中須賀はレース序盤を1分48~49秒台で周回。2番手の高橋が1分50秒台であったことからその差は一気に広がり、5周を終えた段階で5秒2の大差となっていた。

中須賀はこの後もペースを緩めることなく独走で今季2勝目をマーク。全く危なげのない完勝だった。


一方、サバイバル予選の結果から4番手スタートとなったYAMARUBE RACING TEAMの野左根航汰は、スタートでミスすると10番手以下にまで順位を下げてしまう。しかし、着実にポジションを挽回するとレース中盤以降では柳川明(カワサキ)と激しい3位争いを展開。16周目のS字カーブで柳川をパスすると、最後まで3位を守りきってJSB1000で初の表彰台に立った。



ヤマハ全日本ロードレース情報