「生産性の低い高齢者」は、社会にとってお荷物なのか?
「まずは、日本政府が「生産性神話」を捨てるべきです。このような社会の流れの中で、私たち自身も生産性を第一に考える傾向が強くなってきていますが、そのような考え方もここでリセットするべきでしょう。
とにかく生産性を上げることが大事で、歳を取っても生産性を維持し、女性も生産性を上げることで、社会に貢献できるという考え方はやめるべきです。
むしろ、この生産過剰社会にあっては、生産をせず、消費だけする存在のほうが社会には貢献していると言えるのです。実際、米余りの時期には政府は米をつくらない農家に、お金を渡していました。これも豊作貧乏を防ぐためには賢明な政策だったのです。
年金生活をしている高齢者などは、消費だけする存在の代表であり、本当は社会にとってとてもありがたい存在なのです。それなのに日本には、「働かざる者、食うべからず」といった価値観がはびこっていて、肩身の狭い思いをしている高齢者もいます。
そもそも「働かざる者、食うべからず」という言葉を、日本人は間違って解釈しているのです。この言葉はレーニンが使ったものですが、本来の意味は、金持ちが不労所得でラクな生活をすることを批判したものです。」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67668
そんな社会が行き着いた先にあるアメリカでは若者たちの間で社会主義とも言うべき思想が影響を拡げていると言う。
アメリカの若者に広がる ソーシャリズム なぜいま社会主義?
「私たちは資本主義の恩恵を受けていない世代です。アメリカでは富を持たない人が99%、持つ人が1%。そして、トランプ大統領が就任してから、格差はさらに広がっています。だから社会主義を支持するようになったんです」(スチュアートさん)
1%の富める者たちのための政治を99%の人たちのための政治に変える動きがさらに拡がるために力を合わせたい。
伊豆北山中は今朝はかなりの雨だ。
崖崩れ現場がどうなっているのか、心配だ。
被災地に追い打ちを掛けるような天気が一刻も早く好転することを願う。