"いざとなったら死ねばいい"
そう思ってるからなんだろうね
その"いざ"はいつ来るのかもわからないのに
いつか来るであろう"いざ"に期待してる
人は孤独が嫌なんじゃなくて
自分だけが孤独なのが嫌なんだよ
最初から1人なのは怖くないけど
後から1人になるのは怖い
だから絶対に手に入らないものを
追いかけてる方が幸せ
私が一方的に好きなだけだから
いつ終わらせるのも私の自由
勝手に信じていい
勝手に期待していい
勝手に好きになっていい
勝手が許されるのは
自由で背負うのものもなくて
すごく楽だよ
でも私は自分のことすら信じてないので
今日好きでも明日は好きじゃないと思ってる
今日死ぬほど好きでも
一週間も経てばどうでも良くなってると思う
寂しいね
好きだった気持ちを忘れてしまうって
とても寂しいね
でも人間は無い物ねだりで
目の前の幸せには気づかないようにできてるから
もしずっと好きでいたとしたら
今度は忘れられなくて辛いって言い始める
嫌なことだけ忘れたくて
いいことは忘れたくないなんて
そんな上手くいったら苦労しないから
嫌なことも良いことも全部忘れていくんだよ
幸せに忘れられるうちに忘れた方が
素敵な思い出にできるのにね
大人になればなるほど色んな現実がわかってきて
ますます辛くなった
何も知らなかった時代
ある意味表向きはみんな平等だった学生時代
あの時は何も知らなくて幸せだった
色んなことを知った今
一生報われることはないと知った今
人とスタート地点が違うと知った今
私が欲しくてたまらないものを
人は当たり前に持っている
人が持っていて当たり前のものを
私は持っていない
その地点で幸せになる為の
スタート地点にすら立てない
そのことに気づいた時から
もう幸せにはなれなくなった
"そうじゃない" 人もいるということを
想像すらしない それが幸せな人
幸せを幸せと気づけないことが
きっと1番幸せなことなんだろう
私はあなたにとって幸せとすら思わないレベルのことを幸せと思っている
なんて虚しいんだ
一生変わることのない運命
一生報われることのない人生
一生辿りつけない感覚
受け入れたつもりで生きているのに
普通のことを普通だと思って生きてきた人の
無邪気な笑顔と素直な言葉が心臓に突き刺さる
躊躇なく奥深くまで
目から涙が出なくなったその代わりに
心から血が流れてるようで
そんな鋭利な刃を抜くのも怖くてさ
もうずっとそのままだ