掃除ができているかどうかで会社の次の二点を評価することができます。

ひとつは社長(あるいは幹部)の指導力。
社長が掃除に対して重要性を認識し、それを社員に指導することができなければ掃除の成果は現れません。
中小企業では社長の気持ちが全て会社に現象として現れてきます。会社の活動の全ての結果は社長の責任と考えなくてはならないと思います。
汚ない会社、整頓されていない工場は、社長のマネジメントレベルを測るバロメーターになります。
掃除を徹底させることが出来ない社長がどうやって納期を守るのでしょうか。どうやって品質を管理させることができるのでしょうか。

掃除ができていない会社は、社長の指導力または品質や納期に対する態度さえも疑う必要があるかもしれません。

二つ目は、社員のレベルもわかります。やはり掃除をするのは社員です。
この社員の意識のレベルも測ることができます。社長の方針を受けて、社員がどのように実践することができるか。
ゴミが通路に落ちているのをすぐに気付いて、サッと拾える社員がいないようならば、その会社は何らかの問題を抱えている可能性があります。
それは、ゴミが落ちていて汚ないという単純な事象でなく、社内のコミュニケーションなども円滑にいっていないことも多いのです。
20社以上のM&Aを仕掛け、それらの企業を全て黒字化してきた日本電産の永守社長は、赤字企業を黒字化するときの大事なことに掃除をあげています。


赤字企業は掃除のレベルも低いのだそうです。


逆に、赤字企業が掃除を徹底させてレベルアップするに従い、赤字は解消されるのだそうです。

社員が掃除の重要性をよく理解しているかどうかは、企業の成長に関わる重大なポイントだということを強く強調しておきたいと思います。