『未定』壱レポ Vol.1 | 無限星への手紙

『未定』壱レポ Vol.1

検索避けで単語が妙なところがあります。うまく察して読んでください。


基本構成を書いて、備考でそのときのレポをつける形にします。

ネタバレどころか、スタッフ用脚本並みになっております。


■一幕(イントロダクション)@楽屋


楽屋トークのようなBGMが流れる会場、観客席にライトが灯っている。

ステージには右手に白いドア、ソファベッドになる白い横長のソファ。その前に置かれたテーブルをはさむ様に一人掛けのソファが置かれている。ソファとソファの間の舞台奥側の方には、ハンガー掛けが置かれ、空のハンガーと服が2、3枚掛けられている。舞台右端に家庭用サイズの鏡台が鎮座している。


会場のライトが灯っている中、静かにドアを開け楽屋入りする村上は、スポーツバッグをハンガー掛けの横に置き、白いダウンジャケットを脱ぎハンガーにかけると、一人用ソファに座り、テーブルに置かれていたスポーツ新聞を食い入るように読み始める。(会場のライトはいつの間にか消えていて、ステージのライトのみになる)


一歩遅れて楽屋入りしたのは渋谷。上下真っ赤なジャージ姿に薄い黄緑系配色のダウンベストを着て、両耳が長くなっているニット帽を着用。無言のままダウンベストをハンガーにかけ、長椅子にどかっと座ると無造作にニット帽を取り去り、四角い白いショルダーバッグからポーチを取り出し、几帳面に机に並べ始める。その数5つ以上。満足げにそれを眺めると、ちらっと村上を気にしだし、声をかけるタイミングを伺っている。

村上は新聞に没頭している。


渋谷 「あのさ・・・」

村上 「(タイミングよく咳払い)」


気まずそうな渋谷。ちらちらと伺い、何度か話しかけるが上記と同じような形で話が始まらない。


渋谷 「なぁ・・・」

村上 「ん?」

 

ようやく話ができるとオープニングをなんとかしたいという渋谷。村上は新聞を読みながら相槌を打ち、


村上 「あー、X JAPAN、ドームで復活やって!すごいなぁ!」

渋谷 「あぁあー、すごいなぁ・・・」


もんもんとする渋谷。突然鳴り出す村上の携帯。かまわず電話に出た村上は、親しげに話し出す。

「・・・ん、あー、ペペロンチーノうまかったなぁ・・・あぁ、俺一人やで・・・ほな夜また電話するわ」


村上 「(視線を感じて)なんや?」

渋谷 「ペペロンチーノ?」

村上 「そうやぁ」


渋谷、俺、俺、とどもりながらも(俺は誘わないの?)のアピール開始。

村上は面倒くさそうに適当に相槌を打つ。

(このあたりは毎回渋谷のアドリブで進む)


渋谷 「パスタか。パスタ、パスタにしようか!」
村上 「パスタ、ええんちゃう?」

渋谷は誘ってほしいことを一生懸命アピールをシツコク続ける。村上はそれに気づかず面倒くさそうに適当に相槌を打っている。

村上 「キミ、誘われてへんよ(誘ってもキミ、人見知りするやん)」

さらりと拒否されて、今度は誰と行くのかを追求しだす渋谷。
村上はスポーツ新聞に出ている適当な名前を言う。
男か、女か追求され、どっちでもないと返す村上に、さらに追及し、村上は面倒くさそうに「男や」。
次は年齢の追求。年上(年下)と返し、更なる追求(「地元の先輩(後輩)?」)に「東京の先輩や」と村上。
「なんて読んでるん?村上君?さん?」「信五くんや」・・・などなど基本的には面倒で「なんでいわなあかんの?」
最後には携帯を見ようとして村上に拒否される。

村上、もーええやん!と鏡台に向かい、スプレーで髪を濡らしてセッティング。

そこへ渋谷の電話が鳴り出す。


渋谷 「おー、こないだは楽しかったなぁ・・・あはは・・・・ん、また行こうや、夜ならだいたい大丈夫やで」


電話が終わり、何事もなく雑誌を読み始めた渋谷に、村上は鏡台から振り返り、


村上 「誰?」

渋谷 「ん?(とぼけようとする)」

村上 「電話や!」


今度は村上の追求が始まる。携帯を見ようとして渋谷は拒否する。


村上 「誰?誰や?」


教えない渋谷。追求劇にもぼけまくる。

そして・・・


渋谷 「さっき、俺が携帯見せてて言うて、みしてくれへんかったでしょ?あそこでええよって言うてくれてたら・・・」


こちゃこちゃもめて、村上が諦めかけたとき、また村上の携帯が鳴る。


村上 「(液晶の名前を見てうんざりした顔で)なんやねんもぉう!早う振り込めって言うたやろぉ?・・・」


電話を切った村上に渋谷は


渋谷 「オトン?」

村上 「正解!」


やっと意気投合したところで(※1)、最初の話に戻す渋谷。


渋谷 「で、オープニングやねんけど」

村上 「んー」

渋谷 「なんかないかなぁ。ほら、俺ら二人ではじめてのやろ?」


オープニングの演出をもっと良くしたいと言う渋谷。そのままでええよと村上。押し問答が始まる。

相槌打ちつつ、面倒くさそうに筋トレをはじめる村上。ちゃんと話そうと必死の渋谷。


渋谷 「ちゃんときけや!」

村上 「きいてるってぇ」


やたら「オープニング」の連呼で会場は笑いの渦に。


村上 「せやからそのままでええやん!もう決まってんねんからこれでええやん!」


やんややんや・・・


村上をソファに押さえ込み、オープニングと言い続ける渋谷。(いちゃいちゃ)

そのままでいい、出来てるんだからと言う村上と、なんとかしたい、もっともっと上を目指そうという渋谷。


渋谷 「・・・あー、もうええわっ!ほなら行ってくるわぁ」

村上 「(平然と)あー、頑張ってぇ」


アドリブで渋谷のオンステージ(笑)


渋谷、ドアを開けて出て行き、村上は雑誌を見始める。

そこへまた村上の電話が鳴る。


村上 「え、あ、マジで!ほんまですか!もうペペロンチーノ食べられへんやん!あ、ホットペッパーありますよ・・・」


店が予約でとれないという話の模様。すぐに電話を切ると、また電話が鳴り出す。

立ち上がり電話に向かってやさしく敬語で話し始める。

スポットライトが村上だけを照らす中、セットが片付けられていく。


村上 「あ、どうも。元気ですか?・・・あ、ちょうど本番始まりまして・・・体調はどうですか?・・・ええ、全然、大丈夫です・・・わかりました、じゃあ、待ってますね」


電話を切って、ふうっと一息。


村上 「・・・ペペロンチーノ食われへんやんけ!まぁ、ええか。ほなオープニング行ってみようか」


ライトが消えて真っ暗に。

そして・・・



→オープニングに続く♪


(※1)東京最終公演では、二人とも雑誌を読みふけり、雑誌を見ながらしゃべったりして、しばらく時間が過ぎていき、


渋谷 「俺、このあとさぁ…○○って言って、○○して、部屋出ていかなあかんやん?なんかこのテンションでいく気もせーへんなぁ・・・」


そこから脱線して、オープニングの相談に戻るのが面倒になって、2人してだらけモードになり、


「もう寝るか?」


渋谷はソファの背を倒して寝そべり、村上も座ったまま目をつむっていたり(この状態で数分経過)。
途中で村上が一旦はけて、また帰ってきたりとかなり自由でした。



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