誰もが体調を崩したくないと思っていると思います。
ですが、「健康な方」と「いつも体調が悪い方」がいらっしゃいます。
このいつも体調が悪い方の中でも、自分でその理由がわかっている方とそうでない方がいらっしゃいます。
こちらにも様々な方が来られるのですが、
いつも体調が悪くなる事がわかっている方の傾向として
⇒「やらなくてはいけない事(仕事や家庭でのこと)に追われているのですが、この生活を変えられない。。。と思っていて、
生活を変える事を放棄しているので、その影響が次第に体に表れ、体に支障が起き始めて来院される」
いつも体調が悪くなる事がわからない方の傾向として
⇒「命一杯の生活をしている、時間のコントロールが出来なくて、そして他人や家庭や家族のことを優先して自分のことは後回しにしてしまい、
結果的に心身の症状が起き始め、生活に支障が起き始めて来院される」
どちらも自分で生活をコントロールするという考え方が持てなくて、
そこには明確な自分の生きる事に対しての目的、目標がないことも多いです。
(健康とは、こうした自分が決める事で健康を害する要因を回避できたり、又はもうこんなつらい状態になりたくない!もう具合が悪くなることは嫌だ!)( 又は本当になりたい自分を見つけた!など、自分のことを大切にすることが大切なことに気づくことで得られることもあります)
(自分の思いが変わるだけで体調が悪くても、思っているより早く回復段階に入る方もいます)
こうした健康に対する考え方は、一人一人異なり、そしてその方の気づきが訪れるタイミングも違うので、
このタイミングを待つしかない時もあります。
患者様それぞれ自分の思いがあり、自分の考え方があります。
一人一人いろんな目的で患者様はこちらに来られます。それをまず大切にする必要もあります。
何とか良くなってもらいと思いますが、この自分でしか決められないことは、他人は言える範囲と言えない部分もあります。
しかし、その考えもこちらの勝手な思い込みということもあります。
これはいろんな経験もあるのでしょうが、今日は、自分で決めるとそれがすべてそうなってく。という不思議ですが、
自分で決めることは案外簡単だよ。という話を聞きました。
患者様にそれをわかりやすく伝えること、そういう場を作ってあげる事も大切で重要であることも、
ある方から学びました。有難い1日になりました。