昔は身近であまり聞かなかったように思うのですが、今、パニック障害

 

になる方が増えています。

 

 

患者様だけでなく、私の知り合いや友人からも、こうしたことで悩んでい

 

る方が身近にいることを聞くことも多くなりました。

 

 

女性に多く、御自分でパニックになる状況がわかる方もいるようです

 

が、突然起きる方もいます。電車に乗れなくなったり、途中で降りてし

 

まったり、急に混乱してしまうことで過呼吸になる方もいます。

 

多くの方が、自分の体で起きる事を制御できなくなることで、さらに焦っ

 

てしまい、これが落ち着くことに時間がかかる方もいます。

 

 

 

 

こうした症状には、過去の状況のことが要因になっている方もいます。

 

その状況は人によって異なりますが、多くの方が過去に自分を責めて

 

しまったような出来事があり、その時の状況に似たシチュエ―ションに

 

遭遇したり、その時のことを思い出してしまうような言葉や目に入る状

 

況、耳に入ってくることなど、何かご自分でかんいてしまうことで、体が

 

反応して起きてしまいまいます。

 

 

 

又、こうした症状は、御自分でこの時の状況を思い出していなくても、

 

体が勝手に反応することもあるので、自分が何に反応しているのか、

 

わからないで、症状だけが急に起きてしまうので、これがさらに不安を

 

起こします。

 

 

人はこうしたの過去のことで記憶されてしまったことに反応する事があ

 

り、誰にでも起きうることが要因でもあります。

 

 

過去に予想外、予定外の出来事に対して、自分が対処できなかったこ

 

とがキッカケで起きる事もあり、そうした自分の経験に対して、いろんな

 

感情を抱いて、自分を責めてしまう傾向にあるパーソナリティーも要因

 

としてあります。

 

 

こうしたパーソナリティーも、性格ということだけではなく、もっと過去の

 

出来事、幼少の頃のことが要因になっている事もあります。環境や親と

 

の関係がその要因となる事も多いです。どうしても、この過去の影響は

 

誰しもありますが、症状を起すくらいの感情を揺さぶることを子供のころ

 

に経験している方も今は多いので、こうした過去の感情を捨てる作業

 

が必要になってきています。過去の感情を解放する必要があります。

 

 

幼少の頃にこうしたいろんな感情を抱いてしまう環境にいた方が、昔に

 

比べて多くなってきて、今はもっと多くなってきているのではないかとと

 

思います。

 

 

横浜ホリスティック治療室