体の痛みや症状、なんか体調悪いなどの
体に感じる不調は、体の部分だけで何か起きている
のではなく、過去に思ったことや感じたことの
影響が大きいこともあります。
過去に強く思ったり、感じたことは出来事と無意識に
記憶され、それが体の痛みや症状として出ることが
あります。
こんな方もいました。駅の階段で転んで胸を打ち、
脚も打撲し、腰の骨にひびが入り、入院しました。
打撲も腰も完治しましたが、駅の階段に行くと
胸の痛みや腰が痛くなります。
打撲は完治しましたが、脚の腫れは残り張っていました。
こちらに来られて治療した際に、この転んだ時に
恐怖という感情が記憶され、それは出来事の記憶として
同時に記憶されていたことがわかりました。
このような感情と出来事の記憶は、無意識にされます。
私たちは出来事をいつでも思い出すことが
出来るように、感情と一緒に出来事を記憶しているそうです。
こうすることで、懐かしい思いや出来事、辛かった思いや
出来事を思い出だせるという事のようです。
症状として体に起きてしまうのは、ある感情が出来事に
体感としても記憶されてしまうことがあり、それが
同じ場面や状況になることで思い出され、体感されたことも
起きてしまうのではないかと思います。
これが、脳で記憶されると言われていますが、このような
方に会うと、体も記憶するのではないか?と思うことがあります。
トラウマや恐怖症もこのような原理かもしれません。
ように