第66回 日本観光ポスターコンクール | かすみちゃんのブログ
2018年03月10日

第66回 日本観光ポスターコンクール

テーマ:観光PR

こんにちはかに座 第66回 日本観光ポスターコンクールに香美町のポスターが出展中です星

香美町役場神戸営業所、北村さんの呼びかけにより、直木賞作家の角田光代さんとのコラボレーションが実現しています。香美町の美しい自然景観に、角田さんが珠玉のエッセイを添えてくださいました。

 

日本観光ポスターコンクールとは・・・

公益社団法人日本観光振興協会が主催する「日本観光ポスターコンクール」は、観光宣伝ポスターの質的向上と国内観光振興の促進を目的として、昭和22年から開催されている日本最大の観光ポスターコンクールです。

 

今、このとき、ここに立つための旅だったのか
 

旅には偶然が満ちている。
昨日ではなく今日、出発したから、会えた人がいる。
その駅ではなく、この駅で降りたから、見つけた景色がある。
そんなちいさな偶然が重なって、あるとき完璧を作り出すことがある。
この季節、この天候の空の色。この時間、海の向こうに帰る太陽。
さっと空が色を変える。つられて海もあかね色になる。
私の前で時間が静止する。
すべて今日、この一瞬だけに起こること。今日だから出会えたこと。
私が見ているのは、日常ではなくて、たんなる光景でもなくて、
旅の偶然が作り上げた「完璧」だ。
私がここを、今日、旅することで完結した、完璧そのもの。

 

 

きれいなんて言葉はぜんぜん足りない
 

落ち込んでいるときに救ってもらったことは幾度もある。
親しい友人の言葉に、大好きなミュージシャンの歌に。
美術館で向き合った一枚の絵に、逃げるように開いた本の一ページに。
それらと同じく、光景も人を救う。
私の持っている言葉、ぜんぶを点検しても、
見合う言葉が見当たらないくらい、うつくしい光景。
うつくしいなんて言葉すら、嘘っぽく思える光景。
それらはときとして、驚くほどの威力で、人を救う。
言葉を忘れて見入るだけの私を、救ってくれる。
それだけの強さを、この光景は持っている。

 

 

年のときが私のなかで流れはじめる
 

まるで木のふりをした壁みたい。それほどに大きな木である。
この木には、千年の時間が詰まっている。
木と向かい合って、ゆっくりと、息を吸って、吐く。
私のなかに千年が流れこむ。
千年前も、たしかにこうして風が吹き、鳥が鳴き、
葉のあいだから日射しが落ちて、澄んだ水が流れていた。
千年の先に私がいる。そのことがちっとも不思議ではなくなる。
今日、私がここに立つことも、
きっと千年前から決まっていたこと。
やっときたね、とささやく声が聞こえた気がした。

 

 

何ひとつなくしたものなどないんだ
 

なくしたものは、たくさんある。
ミニカー。色鉛筆の深緑。好きな人からもらった手紙。
大人になってもなくし続ける。
旅に持っていったカメラ。電車の網棚にのせた花束。
いっしょに暮らした犬のシロ。あの人を好きだった気持ち。
なくすことなんてぜったいにないと信じていても、
いなくなってしまう人もいる。失ってしまう関係もある。
そこにいけばなくしたものが返ってくる、というかえる島伝説を、
本気で信じているわけではないけれど、でも、夜空を埋める星を見ていたら、思った。
私のなくしたものすべて、いなくなっただれか、ぜんぶぜんぶ、
こうしてちいさな光となって、今、私を見守っているのではないかって。

 

 

プロの仕事というものは、これほどまでに心を揺さぶるものなんですね。このポスターがコンクールに入賞すれば、全国の主要駅、空港、バスターミナルなどに掲示されるそうです。現在インターネットによる投票が行われていますので、皆様のご協力をお願いいたします。カニも先ほど投票してきましたかに座

 

日本観光ポスターコンクールWEBサイト https://www.kankou-poster.com/

 

多くの方に知っていただく機会を、香美町に与えてください!よろしくお願いします!!

 

 

香美町香住観光協会 http://kasumi-kanko.com/

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