うちには二歳の坊やがいます。
まあとても元気がよろしくて、おもろいことをなさるのです。

サラとソロモンを読み終えて、これは実践せなあかんとやってるわけですが、自分ひとりのことならまだしも、チビッコはまさに自由そのもの。子育てにうまい流れをもっていけるか、ちょっと大きなチャレンジのようにも思えていたのです。

今まで私は家事の罠にはまって、かなりイライラしてたのですが、例えば食器なんていつでも洗うチャンスは来る!と思う感覚に変えたら、食器の洗い物なんてできるときにやりゃいーんだと気楽になり、普段がすごく爽快に過ごせるようになった!

いい気分の流れを、「家事の義務」なんていうもので止めてたんだなーと意識できたからかな。


掃除も含め、その他いろいろな家事が存在しますが。
これは考えなくていいことにした(笑)


もー、これからは、面白いこと先にやる!きめた!

そしたら子どものイタズラにも寛容になれることに気づいた。




それは夕飯後のひととき。

うちにリラックマのクッキーの空き缶があるんですが、それにクレヨンを入れてるんです。

坊や、そのふたを開け、ダーッとクレヨンをひっくり返し、さらに缶を床に投げつけ…


いつもなら、ブチーッとキレてる私ですが、家事しなくていいという選択をして機嫌がよく、今回は気持ちに余裕があるわけです。

(まてよ、それやっちゃダメーっていうと以前と同じ。ここはどう引き寄せちっくに声をかけるべきか…)
なんてぐるぐる考えていると、坊やもう一回缶を投げてるんです。

どうやら、投げて床に落ちた音が面白いらしい。
クワン、カランカラカラ~という音に、坊やは上機嫌。
そのうちおもちゃの空き箱持ってきて、その横に空き缶を並べて太鼓みたいに叩いて遊び始めました。
子どもの感性って、すごい!

感動した!

そして今まで、注意や叱ることで、こういう機会をけっこうつぶしてたのかもと気づきました。



しかしですね、こちらとしては、今度は散らばったクレヨンを坊やに回収させたい。

うーんどう声をかけるか…
叱るのじゃなくて、別の方法でなんとかしたい…


苦肉の策として、「うっわー、クレヨン拾うのめっちゃ楽しい!!!スゲー、最高!!」と捨て身のハイテンションで怪しい一芝居をうったらば、「…ボクモヒロウ!」だって(笑)


いやー面白かった(笑)



自分にとっていい気分を選択する事って、とっても大事だと思いました。

 


まる!