20240206/森川劇団/千成座 | 観劇録。

観劇録。

芝居の配役とその他少々の
備忘録。



「浅草の灯」
新吉:森川煌大
銀次:森川慶次郎
暗闇一味:夢川結月/森栄都/森竜真
井筒屋主人:夢川なみ
源太郎:森川竜二

*途中からの観劇だったため暗闇一味三名の役名わからず
*上記以外に目明しが登場したはず(森川竜二さん二役?)


私の好きな芝居のひとつ。



暗闇一味が大店の蔵を破るが、
その際に見張りに立たされた下っ端新吉が
逃げ遅れてお縄になる。
捕まえたのは顔見知りの目明しだったが
縄を解くことはできない。
が、今回だけはと泣きを入れられ
情にほだされた目明しは
「大店井筒屋主人の生き別れた息子の身代わりとなり
 この先ずっと親孝行をしていくなら」
という条件付きで今回は見逃してやるという。
いくらなんでも無理がある、と新吉は尻込みするが
実はその井筒屋は盲目で、長く離れていたことを思うと

実の息子のこととはいえきっとわからないと言いくるめられ、

結局その条件を呑むことになった。



数年(?) 後。
蔵破り以降姿を晦ました新吉の行方をとうとう探し当てた暗闇一味が
井筒屋にやってきた。
自分だけ良い目をみやがって!と刃物を振り上げる銀次の前に

銀次とは兄弟分、新吉を可愛がっていた源太郎が割って入り・・・

ココまでは見れてないので過去の記憶から


新吉の身を傷つけて一線の銭にもならないより・・・

と一千両の条件を持ちかけ、新吉も承知せざるを得なくなる。



期限の暮れ六つまでの間、

源太郎が見張りとして店先で時間を潰していると
奥から新吉母子の会話が聞こえてきた。
母親が、幼い頃に持たせた秩父神社の守袋を触らせてくれと頼むが
実の息子でない新吉が持っているはずがなく 
「今は仕舞い込んであるのでまた今度」と言葉を濁すしかない。
しかしその守袋の実物は、会話を聞いて顔色を変えた

誰あろう源太郎の懐にあった。

自分の出自の真実を知り源太郎が狼狽える間にも時が経ち

暮れ六つの鐘の音と共に暗闇一味が金を受け取りに戻ってきた。。。



源太郎には通り名があったような気がするけれど思い出せず。。。



表面上は赤の他人である二人(特に何も知らない母親) に
いかにスムーズに親子名乗りさせる流れを作れるか?

というのが、この手を芝居を見るときの私的ポイントの一つだったり。


今回も大いに泣かされた。。。

 

 

 

私的、思い出のオープニング🌸








見ると撮るとの両立ができず、撮れてない曲がある。。。