夢は翼
こんにちは。 古谷です。
ぼくが子供のころに夢見ていたのは、サッカー選手です。
マラドーナに憧れていた・・・なんて言いたいところですが、
そのころのぼくのヒーローはキャプテン翼でした。
まだ、Jリーグもなく実際の選手よりも、
毎週月曜日になると、ジャンプというフィールドで、欠かさずに活躍してくれる翼君のほうが、
ぼくにとっては 『 リアル 』 でした。
残念ながら夢は叶わず、サッカー選手にはなれませんでしたが、
スーパープレーに驚嘆するたびに、
もっと、サッカーの盛んな静岡県に生まれていれば・・・、
もっと、真剣にサッカーに取り組んでいれば・・・、
などと、
どうすることもできない過去を悔やんでいました。
そして、結末はいつも、
『 あの時、こうしていれば何かが変わったはず・・・、しかし、今ではちょっと遅すぎる。』 と、
まるで世の中の仕組みをすべて理解しているかのように、
冷静な自分が、
せっかく熱を帯びた自分を言い聞かせる始末。
あきらめることを正当化するなんて、
こんな自分じゃ、
『 たとえ地球が何周もどろうが、変わらずに、また最低な想いを繰り返すはず 』
である。
そもそも、 『 遅すぎる 』 なんて考えが、バットイメージの根本なんです。
この 『 遅すぎる 』 が、
子供の頃の夢に限らず、
日々の生活でも、
自分の夢を叶える 『 ポジティブな意思 』 の足かせとなって、
大切な一歩を踏み出すチャンスを邪魔しています。
秘められた好きな娘への想い、
受験の後悔、
やりたいことに今更気づいた時、
それが遅すぎるということはありません。
ただ、もう一度、踏み出せばいい。
『 何かをスタートするのに、遅すぎることなんてない。』
告白も、
試験も、
新しい夢も、
何歳であろうと構わない。
その想いに気が付いたときにはじめればいい。
45歳で初恋の相手に告白するのも、
80歳のお爺さんが大学に行くのも、
25歳のあなたが専門学校に行くのも、
30歳で俳優を目指すのも、
すべては、
『 自由 』 だ。
なにも、○○歳とはこういうものだ・・・なんて世間のステレオタイプに付き合うことはない。
どうせなら、誰かの通った後よりも、自分の道で充分いいじゃないか。
『 感じたときに始めよう。遅すぎることなんてない!! 』
とは言っても、もちろん不可能なこともあります。
無論、ぼくのような楽観主義者でも、時間による肉体的な変化や衰えを感じることも出来るし、
プロのサッカー選手になれないことは承知しています。
しかし、少なくとも 『 遅すぎる 』 とあきらめるのではなく、
『 夢は形を変えて 』 成長し続けています。
いつか、プロのサッカーチームのオーナーになろうと。
なんだって、遅すぎることはない。
あなたがスタートをきったとき、
きっと、
『 夢は翼 』
を与えてくれるはずです。
さらにもうひとつ加えるのであれば、
これだけのことをいっておきながら、肝心のサッカーの実力の程はたいしたことはありませんのであしからず。
それでは、今日の一枚です。
バイオリニストの岡部磨知 さんです。
年末のコンサートに誘っていただ際の一枚です。
紅白の前ということもあり、かなりハードなスケジュールをこなしているようで、
細いからだのどこにそんなパワーがあるのか感心させられました。
素敵な音色に心が洗われたのはもちろん、
楽しそうに演奏する姿から、クラシックに親しみを感じました。
また、誘ってくださいね。
さて、本年もありがとうございました。
今年一年、お世話になった皆様をはじめ、このブログを見てくれている方など、
この場をかりて年の瀬の挨拶とさせていただきます。
(※都合により公開が遅れたことお詫び申し上げます。)