「東京の人流」と「正常性バイアス」

 

これだけでどんなことを言おうとしているのかピンとくる勘がいい人もいると思います。

 

ただ、「そんなふうにとらえられるかな?」「いや、ちょっと違うのかな?」と両方あってはっきりした考えが言えないのが正直なところです。

ただ、そういうとらえ方ができるかもしれないくらいには思っています。

 

「他の人もこんなにたくさん出てるし」

「自分の回りに深刻な状況は見当たらなくて大丈夫みたいだし」

「今さら自粛したって何も変わらないと思うし、意味ないっしょ」

こんな感じかなと想像しています。

 

僕は、2020年2月からパチンコ休止をはじめとする自粛生活を続けています。

趣味の旅行も、2020年正月に箱根に行ってから、県内外を問わず一度も行っていません。

他に、飲み会もカラオケもボウリングもすべて断っていて行っていません。

外食も状況が良かったときに数回行きましたが、その後すべてドライブスルーにしています。

 

中でも、パチンコをやめたら体調を崩すのではないかと思っていましたが、意外に大丈夫でした。

 

たまにランニングすることが唯一の気分転換ですが、それでもこんな自粛生活が続けられています。

でも、若い人たちは我慢できないでしょうね。

僕なんかは年齢が高いので適当に空気が漏れて抜けていきますが、きっと若い人たちは溜まり溜まっていって爆発してしまうのでしょう。

 

で、ふと思ったのは、コロナ患者さんに関わっておられる若い医療従事者の人たちのこと。

勤務の過酷さは言うまでもなく、それ以外のプライベートでも自粛を強いられる環境の中で生活しておられる状況は、想像を絶するものだと思います。

その人たちにとっては、「爆発するとき」は「壊れるとき」なのでしょう。

 

東京オリンピック・パラリンピックの影響が最小限にとどまり、コロナ禍が早く終息していくことを願っています。