皆さん、ありがとうございます

こんにちは、寮長です。
数々の暖かいコメントありがとうございました。

コメント一つ一つが、僕の胸を打ち、皆さんが親身になって考えてくださっているという事実が何より嬉しかった・・・

それとともに、何か申し訳ない気持ちで一杯です。

できれば、ここでこんな事は書きたくなかった。


競馬に乗っていて、どれだけ人気のある馬をいい結果で走らせようと、人気のない
馬で大穴を出そうと、馬券が売れているという事実上、笑う人もいれば泣く人も必ずでてくる。

だから、僕はどれだけ自分が馬鹿にされようと、ブログでは皆さんに笑って欲しかった。


一種の贖罪にも似た気持ちだったのかもしれません。
綺麗ごとで、自己満足甚だしい理由ですよね。


そして、僕なりに今回の事を考えた挙句、やはり中卒程度の頭ではどうにもならなかった。

せっかく目の前に手を差し伸べようとしてくれている皆さんがいるというのに、自分の不甲斐なさに落胆するばかりです。


また、この問題は僕が想像しているより、もっと難しいものなのでは・・・
と、改めて考えさせられました。

動物愛護の精神からくる、馬を守ろうとする姿勢。

それは、本当に人間味のある良い考えだと僕は思います。

しかし、それにより路頭に迷う人間・競走馬としての役目を果たせなくなる馬が出てくるということもまた事実。

どちらの立場に立って物を考えても、僕には答えが見つからない。


結局、何の力も持たない自分は、原点に返り僕は僕なりに出来ることをするしかないんだと思いました。


それは、自分の舞台・日本の障害騎手として日々どうすれば事故が減るか考え、
（今までもずっと緒先輩方・競馬会の方々と議論し続けてはいますが）
どう乗れば、安全かつ結果を伴えるか、技術を磨くこと。

そして、一人でも多くの方に障害レースの魅力を伝えることだと思います。


話しが、うやむやのままで申し訳ない限りなのですが、気持ちを切り替え今週の競馬へと臨もうと思います。

来週から、是非また馬鹿話しにお付き合いしてくださいね！！

金子光希