◆痛み勉強file Fileその21【複合性局所疼痛症候群】
21-2「CRPStype2」
・複合性局所疼痛症候群(CRPS:complex regional pain syndrome)は慢性痛の一種
・外傷後に発現する可能性があるsyndrome
・発現する場合、骨折や捻挫など末梢神経を含む末梢の組織に損傷後
・1994年IASP(国際疼痛学会)が従来のカウザルギーをCRPStype2とした。
※RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)はCRPStype1
・神経障害性疼痛にも含まれるように、末梢神経の障害に伴って、アロディニアなどの症状が損傷された神経の支配領域に一致して現れれる
・特徴として、肉眼的・電気診断学的に神経損傷を有している
・交感神経の関与が低い
※灼熱痛と組織の栄養障害を呈するが、浮腫や腫脹が少なく、局所的な発赤や熱感を伴わないため
・銃で撃たれ、太い末梢神経を損傷した兵士が“尋常ではない灼熱痛”を訴えたことから「kausos;ギリシャ語で熱」と「algos:痛み」を合わせてカウザルギーという用語ができた。