投資を知ろう! 保有資産3億円のシロウト投資家・神田川トウシロウです。

日経平均が年初から爆上げし、3月に史上最高値を更新しました。これは昨年末の段階では、強気派でも予想しなかったサプライズ。

一方、日経グロース指数は3月7日高値787ポイントから大きく下げ、本日は624ポイントと、またまた年初来安値を更新しました。新NISA開始で個人の資金流入し、堅調な相場になると予想されていたので、こちらもサプライズですね(ネガティブサプライズですが)。

3月中旬から下落しているのは、明らかに3月11日の日銀の金融緩和解除のアナウンスの影響。グロース市場には高PERのグロース株が多く、金利上昇がもろに直撃しています。

日銀が本格的に利上げするのはこれからなので、どれくらい利上げするかはっきりするまで当面グロース市場は冴えない展開が続きそうです。

ネット掲示板やSNSには、「日経平均は上がっているのに、俺の保有株はどんどん下がってる」という個人投資家の嘆き節があふれています。

ただ、大半の個人投資家は個別株を長期投資しているわけで、株価が下がったら買い増しのチャンス。目先の指数に一喜一憂せず、長期的に有望な銘柄をじっくり仕込みたいものです。