【整備】マイクロエース製動力台車の分解方法 | 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

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30代後半に鉄道模型スタートした後発組。国鉄型中心の車両収集と昭和認定を主体とする(おい)ブログ。そんな昭和のオヤジ趣味のページ。(Yahoo!ブログ転属組)

マイクロエース製動力が不調に陥ることは、結構有名です。

この分解清掃の写真(DD51)、昔上げたと思ったら写真の痕跡が無い・・・。勘違いだったようなので、今回記事として上げる事にしました。

 

個人的な見解としては、「動力台車内のグリス固着」が原因で、抵抗が大きくなり走行もギクシャク、または不動になる。

抵抗があるままコントローラーの出力アップさせると、モーターが過熱してお亡くなりになる・・・。

せっかく入線させたのだから、出来るならこの流れは避けたいですよね。

 

台車はダイキャストの部分に上下から挟み込む方式が、ほとんどだと思います。

本体は分解しなくても良いので、台車の集電版付近に爪を入れて、押し下げると・・・。

 

そうすると、こんな感じで片側が外れます。

ここまで行けばしめたもの、台車は簡単に外れます。

 

ただし、力のいれ加減が難しく、破損しないとは言い切れません。

慣れちゃうと平気なんですが、一応自己責任でお願いします。

※自信の無い場合は、ジャンク動力買ってきて試してください。

 

外すとこんな感じになっており、ダイキャストの間に挟み込むようになってます。

動力側の丸っこい部分の外の隙間に、集電版が当たるようになってます。

 

ちょっとだけですが、茶色いグリスが見えると思いますが、「精密ドライバー」や「つまようじ」「ピンセット」等で、できる限り除去します。

これ以上は分解しなくて良いです。

 

今回使用しているのが、中古購入した「419系国鉄色・改良版」で、比較的経年が浅いので、固着はしていませんが、固まるとそれなりに抵抗が出ます。

 

直接取るか、ティッシュペーパーを入れて取る方法wp私は取ってます。

 

茶色いグリスは消えました。新しいと黄色です(笑)

この状態で、車輪を手で回すとかなり軽くなっていると思います。

 

もちろんダイキャスト側のグリスも除去します。

 

ティッシュには除去したグリスが、こんな風に残ります。参考まで・・・。

 

はめ込みは集電版の先が隙間に来るようにして、片側ずつはめ込みます。

この時点でうまくいかない場合、ギアがずれているかもしれませんので、若干車輪を回してはめるのもアリです。

 

復旧したら、普通に動くかをテスト。場合によっては、KATO製「ユニクリーンオイル」を一滴ギアに付けるのもありです。田宮製「セラグリス」を使うのも良いのですが、また分解しなきゃいけないので、ユニクリーンオイルをお勧めします。

 

ボディーをかぶせて完成!

 

無事動作していますね。

ちなみにダイヤルは3ぐらいの位置というか、10時方向ですね。

マイクロエース製の動力は低回転のギヤなんで、若干他社より回します。

 

と言う事で、今回困っている方が2名もいたので、記事としてあげました。

全部が全部この取り付け方法じゃないと思いますが、不調な物を分解したときは、ほぼコレでした。(機関車含む・蒸気はわからない)

 

分解写真があると気持ち「心強いと思う」ので載せてみましたが、予備部品売って無いというリスクが付きますので、自己責任でお願いします。

 

以上、「419系北陸本線・国鉄色。モハ418-12出場(オイ!)」でした。

 

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