マイクロエース製動力が不調に陥ることは、結構有名です。
この分解清掃の写真(DD51)、昔上げたと思ったら写真の痕跡が無い・・・。勘違いだったようなので、今回記事として上げる事にしました。
個人的な見解としては、「動力台車内のグリス固着」が原因で、抵抗が大きくなり走行もギクシャク、または不動になる。
抵抗があるままコントローラーの出力アップさせると、モーターが過熱してお亡くなりになる・・・。
せっかく入線させたのだから、出来るならこの流れは避けたいですよね。
台車はダイキャストの部分に上下から挟み込む方式が、ほとんどだと思います。
本体は分解しなくても良いので、台車の集電版付近に爪を入れて、押し下げると・・・。
そうすると、こんな感じで片側が外れます。
ここまで行けばしめたもの、台車は簡単に外れます。
ただし、力のいれ加減が難しく、破損しないとは言い切れません。
慣れちゃうと平気なんですが、一応自己責任でお願いします。
※自信の無い場合は、ジャンク動力買ってきて試してください。
外すとこんな感じになっており、ダイキャストの間に挟み込むようになってます。
動力側の丸っこい部分の外の隙間に、集電版が当たるようになってます。
ちょっとだけですが、茶色いグリスが見えると思いますが、「精密ドライバー」や「つまようじ」「ピンセット」等で、できる限り除去します。
これ以上は分解しなくて良いです。
今回使用しているのが、中古購入した「419系国鉄色・改良版」で、比較的経年が浅いので、固着はしていませんが、固まるとそれなりに抵抗が出ます。
直接取るか、ティッシュペーパーを入れて取る方法wp私は取ってます。
茶色いグリスは消えました。新しいと黄色です(笑)
この状態で、車輪を手で回すとかなり軽くなっていると思います。
もちろんダイキャスト側のグリスも除去します。
ティッシュには除去したグリスが、こんな風に残ります。参考まで・・・。
はめ込みは集電版の先が隙間に来るようにして、片側ずつはめ込みます。
この時点でうまくいかない場合、ギアがずれているかもしれませんので、若干車輪を回してはめるのもアリです。
復旧したら、普通に動くかをテスト。場合によっては、KATO製「ユニクリーンオイル」を一滴ギアに付けるのもありです。田宮製「セラグリス」を使うのも良いのですが、また分解しなきゃいけないので、ユニクリーンオイルをお勧めします。
ボディーをかぶせて完成!
無事動作していますね。
ちなみにダイヤルは3ぐらいの位置というか、10時方向ですね。
マイクロエース製の動力は低回転のギヤなんで、若干他社より回します。
と言う事で、今回困っている方が2名もいたので、記事としてあげました。
全部が全部この取り付け方法じゃないと思いますが、不調な物を分解したときは、ほぼコレでした。(機関車含む・蒸気はわからない)
分解写真があると気持ち「心強いと思う」ので載せてみましたが、予備部品売って無いというリスクが付きますので、自己責任でお願いします。
以上、「419系北陸本線・国鉄色。モハ418-12出場(オイ!)」でした。
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