造花(アートフラワー)の世界へようこそ! | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

 

 

 鳩山会館のバラ園は中庭にあるため、撮影や鑑賞する場合は洋館の入口に設置してある券売機で入場券を購入し、それを受付の女性に渡し部屋の中を通って中庭に出る。因みに入館料は大人600円、障がい者400円となっており団体割引きもあるようだ。庭園自体はさほど広くはないが程よく手入れされた薔薇が綺羅びやかなドレスを纏って咲き誇っている。1時間もあれば全ての薔薇を鑑賞出来るが、それだけで帰路に着くのは勿体ない。
 洋館内は2階まで見学が可能で、鳩山ファミリーに興味があるのであれば東京に来た際は是非とも立ち寄って欲しい観光名所でもある。建物はヨーロッパの古い城をイメージした作りとなっており、バラ以外にも見どころは数多くある。令和から大正へタイムスリップしたかの様な雰囲気が館内一面に広がっており、ステンドグラスや美しい装飾が施された調度品に魅了される事だろう。
 そんな中で私が最も興味を抱いたのはやはりバラなどの花たちの存在。テーブルの至る所に飾られている花々を私は全て本物だとばかり思っていた。然し、庭園に咲いているバラなどと比べると余りに整い過ぎているよう気がした。撮影する前に目を凝らしてグッと近づいて見ると、本物の花にはない生地の様な縫い目を発見!「あ、これ造花なんだ!?」と心の中で驚きの声を上げてしまった。遠目には全く気付かなかったが、新たな発見と思わぬ被写体との出会いに飛び上がるほど嬉しくなりレンズを思い切り近付けてシャッターを切り捲った。所謂「アートフラワー」と言うものであるが、作り方は知らないけれど私のような手先の不器用な者には無理だろうなぁと、作った人の職人技に拍手を贈った。館内の花が全て造花と言う訳ではなく中には勿論、本物もあった。ただ、本物か造花なのか見分けるのが結構難しく、答えが出なかった花もあった。投稿したこれらの花は全て造花だと思うが、皆さんはどう思いますか?
※退院から一ヶ月が経ち13日はペースメーカー外来であった。ペースメーカーの動作チェックは驚くほど簡単でほんの数十秒、あっと言う間に終了。診察も私の場合は僅か5分も掛からなかったが、その割に待ち時間が2時間と長く疲れてしまった。3ヶ月に1度のチェックなので次回は12月。再入院なんて事の無いよう細心の注意を払って撮影ライフを愉しみたいと思っている。