僕も禁煙しようかなあ・・・(動画) | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

煙草未成年の喫煙を減らす方法の一つとして、煙草の自動販売機を街から無くせばある程度効果はあるだろう。その昔、煙草は贅沢で高価な嗜好品だった。私が小学生だった40年ほど前は当然自販機など無く、煙草屋へ買いに行かされたものだ。父は「いこい」好んで吸っていた。祖母は長い煙管で刻み煙草を粋な格好で楽しんでいた。煙草1本吸うにもゆったりとした時間が白い煙と一緒に流れていたものである。1日に1箱なんてもったいなくてとても吸えない。1箱50円もする「いこい」本当の「憩い」だった気がしてならない。それは子どもには理解出来ない大人だけの世界だった。現代の人たちは煙草を楽しんでいない。だから禁煙するはめになる。時間を楽しむ余裕がない現代人は様々なストレスに晒されて、煙草1本を吐き捨てるように吸う。煙の流れさえ気付かずに。心にゆとりがなくなった口先に煙草の煙はもう染みない。