誰か用心棒に雇ってくれないか。(動画) | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

用心棒動画は用心棒ではなく「椿三十郎」ラストの名場面。相手の武士は仲代達也。見事な刀さばき。映画の中には用心棒がよく登場するし、座頭市には欠かせない存在。黒澤明監督の作品で最初に見たのが「用心棒」だった。まだ10代の頃だったと思う。ところで、吉田拓郎がメジャーデビューする以前に新宿にある飲み屋の用心棒をしていた事があるのをご存知だろうか。彼は非常に喧嘩が強かった。コンサートでは観客と殴りあう事もしばしば。そんな彼が何故フォークのプリンスなどと呼ばれたのか?おそらく結婚しようよ、旅の宿が大ヒットしたからだろう。長髪に少し甘いマスク、その頃のフォーク界には似合わぬようなイメージがあった。四畳半フォークなんて呼ばれていたからだ。つまり貧乏でなければいけないみたいなイメージが定着してしまったようだ。もちろん拓郎も極貧時代があり広島から上京してそのギャップに打ちのめされ何度も広島行きの電車に乗ろうとした事だろう。売れないからやむを得ず始めた用心棒なのである。