サッカーにもあった大リーグボール!少林サッカーじゃあるまいし(動画) | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

サッカー私は静岡県藤枝市出身。そうサッカーで有名な街である。藤枝小学校、中学校もサッカーの県大会では何度か優勝をしている。名門藤枝東高校の近くに実家があった。幼少期から心臓が悪かったため、スポーツは禁止の筈だったが医者にかかる経済的余裕もなく放置状態だったため、サッカーや野球、マラソンまでやった。まったく無謀な少年期だった。サッカーが盛んな街だから自然と覚えてしまう。だが、私は弱った心臓を抱えていたので結構スポーツが苦痛だった。サッカーの試合の時など自分の所にボールが来るなと祈っていた。サッカーは走り続けなくてはならない。持久力も必要であり、ハードなスポーツ。先生や生徒たちは私の心臓のことを知らない。私自身もよく分かっていなかった。当時は不治の病と恐れられ死ぬ確立も非常に高かった。原因はベータ溶連菌というありふれた何処にでもいる菌の仕業。3000人に1人の確立でかかるらしい。現代ではもうありえない話である。息を弾ませサッカーボールを追いかける少年は自分の夢をどうやら蹴飛ばしてしまったらしい。