祖父と祖母が
あだち呉服屋を
始め67年。
家業のお風呂屋をしながら
祖父はリヤカーに商品を
積み、お客様のお宅へ
お商売に。祖母はお風呂屋の
片隅で着物のお商売をしていた
と聞いています。
そう

あだちはお風呂屋さんだったんです。
私がまだ小さい頃は
自宅の横に煙突が残っていました

母も番台に座った事が
あるそうですよ

寝る間も惜しみ働いて
藤井寺駅前にお店を出したのが
37年前。
父は京都の帯問屋で修行し
あだちへ。
母は丹波の田舎から嫁ぎ
呉服屋のお嫁さんに
なりました。
生まれた時から
女将の様な顔をしていますが、
呉服とは全く関係の無い
OLをしていたそうですよ。
私は中学1年生まで
今のお店の3階に住んでいました。
記憶を辿ると
何ともまぁ、やんちゃな
悪ガキだったので

お客様に『いらっしゃいませ』と
ご挨拶していた記憶が
全く
ありません

ありません
学校から帰り、
お腹空いたー!と騒いでは
隣にあった中華料理店で
ご飯を食べ

近所のお店の
店員さんの仕事を邪魔し

あだちでお稽古していた
お茶の先生に腕相撲の相手をさせ

お稽古に来ていた
綺麗なお姉様方の
靴を当てる事に楽しみを
覚えていました



私が親なら
怒り散らして外に
放り出してしまいそうな
悪い子です。
お商売人の娘とは
思えない



でも、高校生の頃から
あだちの催事の時には
お茶出しのお手伝いを
していました

日本舞踊のお稽古を
続けていた事が
唯一、今の私への
道しるべだったんでしょうね。
私もあだちに入り
もうすぐ10年になります。
4年前に結婚して
次郎さんは
きもの処あだちの若旦那に。
着物とは全く関係の無い
お仕事をしていた次郎さんが
若旦那になり、
着物を着て、染めを教えて
花sakuの挿絵を描き
ブログをリアルタイムで更新し、
物創りの魅力を語る。
頼りになるパートナーです。
家族で仕事をする事が
当たり前の日常に
なっていますが、
自分を信じ守ってくれる
人とずっと一緒に
いられる事は幸せな事だな。
と感じた創業祭翌朝のひと時でした。
明日から68年目の
第一歩です。
今日も良い一日を過ごしたいと
思います。
感謝
