レトロ電傘を住まいに生かす | 金沢古民芸会館のブログ

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戦前までの電気の傘を求めて、何回も金沢古民芸会館に来店されていた、若いご夫婦のお客様がいらっしゃいました。

この度、家を新築されたというので、その方の家を訪問してきました。

まず目についたのは、玄関の軒下につけられたレトロな外灯です。

家の中に案内され、これまたびっくり。

玄関の中から始まり、各部屋、廊下、台所、トイレ等にいたるまで、色合いや器具の大小が考え抜かれた、電傘が取り付けてありました。

 

この若いご夫婦は、5~6年かけて、古いガラス造りの電傘を集められたとのことです。

古くレトロな電気の傘が、新築の家に見事に調和しており、こういう発想をされた若いご夫婦のセンスが素晴らしいと思いました。

また、電気の傘以外にも、古い帯戸が使用されており、他にも古道具を上手に配置してありました。

この家を訪問して、古道具を取り扱う自分の仕事に自信を深めました。

 

別の話になりますが、老舗の造り酒屋に行った時の事です。

この酒屋さんは明治初期頃の重厚な造りで、財をなした昔の面影を大切に保存され、誰でも見学できるようになっています。

 

私が気になったのは、吊るされている電気の傘の事です。

使用されている電気の傘は、高級感のある戦前までのレトロなガラスの傘で、5~6個ありました。

しかし、玄関を入った所の電傘は新しく安っぽい物で、そこだけが違和感を放っていました。

おそらく破損して取り換えたのだと思いますが、なぜ古い家屋にマッチする電傘を選ばなかったのか、誰か時代考証を提言する人がいなかったのか、と残念に思いました。

 

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