今年から、明日より、”かなざわ燈涼会” | 市民が見つける金沢再発見

今年から、明日より、”かなざわ燈涼会”

【浅野川大橋・中の橋界隈】
昨年まで数年、この時期、市の観光交流課が主催で、「友禅染めの行灯」や「二俣(ふたまた)の紙で作られた小行灯」を約200個飾り、ひがし茶屋街をほのかなあかりで彩り、ボランティア観光ガイド「まいどさん」が案内するイベント「夏の夜夢あかり」が開催されていました。

今年からは、金沢青年会議所が主催で、袋町、尾張町、下新町、主計町そしてひがし茶屋街と地域も拡大した「かなざわ燈涼会」が明日(29日(木))から8月1日(日)まで開催されるそうです。

市民が見つける金沢再発見-納涼会ボスター

(暗がり坂が光の小路?素敵なポスター)

テーマは“浅野川工芸回廊”“金沢文化探訪”“浅野川月明光路”とか、あかり、食に加えて「工芸」「町家」といった金沢で今流行のキーワードも盛り込まれ、若い人達が企画演出を進めているそうで、今までと違った、何か新しい夏の金沢を、見せてくれそうな予感がします。

ポスターやチラシには、主計町の仲乃家の桃太郎さんが起用され“きりりと粋な”というか“何か起こりそうな”というか、期待感いっぱいのアプローチに、歳も忘れて“行って見ようか!”と、もう誘いに乗っています。

市民が見つける金沢再発見-ポスターアップ

(仲乃家の桃太郎さんのアップ。ポスターより)

(仲乃家の桃太郎さん:主計町の若手の芸妓さん。何年か前に、金沢のアーチスト「中森あかね」さんの自主制作映画に主演を演じていました。桃太郎の源氏名は泉鏡花の奥さん「すずさん」が芸者の時の名前に因むとか。)

市民が見つける金沢再発見-すずさん
(すずさんの模写)別れろ切れろは芸者の時に・・・・・・

浅野川工芸回廊には、若手アート作家が、伝統玩具の「加賀八幡起き上り」の素地に思い思いの発想で絵付けをした100個が29日から8月1日まで下新町の「佃の佃煮本店」で展示販売されるそうです。

市民が見つける金沢再発見-ベエール起き上がり

(まだ箱に入っていて絵がよく分らない若手アート作家の作品を見ました。)

市民が見つける金沢再発見-起き上がりチラシ


浅野川左岸・主計町で「金沢・浅の川園遊会白糸川床」が始まりました。
春におこなってきた浅の川園遊会がなくなり代わりに三年前からこの川床でひがし(八しげ 中むら 藤とし 山とみ 春の家 八乃福)と主計町(一葉 仲乃家 まゆ月 えんや)の芸妓さんの踊りを見ながら松魚亭や大友楼、山乃尾、金城楼のおいしい料理を頂くという趣向だそうです。

市民が見つける金沢再発見-川床提灯

【主計町に立つ川床の提灯)

市民が見つける金沢再発見-川床

【準備中の川床)

【開催日】2010年7月27日(火)~8月15日(日)
【時 間】午後6時15分~7時45分
【料 金】前売り券発売中!(各日50席限定)お一人様13,500円(税込)
【ご予約】ご予約はご希望の三日前までにお願いいたします。 
浅野川園遊会実行委員会事務局(担当:大本)
〒920-0911金沢市橋場町3-18 三和ビル2FTEL:233-7640 FAX:233-7634(ご予約受付時間:午後1時~5時)だそうです。

市民が見つける金沢再発見-照のや

(ギャラリー鏡花【照のや】の横小路)