いつもありがとうございます。
「金沢 粋屋」佐田です✨
金沢 粋屋は「五感」を大切にしていますが、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五つから得る情報の8割以上が視覚情報といわれています。
しかしながら私は情報量と重要性は必ずしも比例してはいないと感じています。
ママさん、パパさんの中にも、端末から溢れ出る情報のいったいどれが正しいのか悩み、考え、右往左往している間に答えが出せなくなってしまった、そんな方は少なくないのではないでしょうか。
思考には癖があります。
あれこれ考えている間にマイナス方向に寄っていってしまう、そんなことはありませんか?
「考える」より「感じる」
これからを生き抜いて行かねばならない、子ども達だからこそ、まずそんな習慣を身に付けて貰いたいですね。
この時期だからこそ、彼らにとって大切な事があります。
昨年、ノーベル賞を受賞された京都大学の本庶佑(ほんじょ たすく)特別教授はこんな風におっしゃってましたね。
===================
教科書に書いてあることを信じないこと、
常に疑いを持って「本当はどうなっているのだろう」と。
自分の目で、ものを見る。そして納得する。そこまで諦めない。
===================
「教科書に書いてあることを信じない」ってすごいですね。
それくらい、なんでも鵜呑みにすべきじゃないって事でしょうか。
自分で確かめ、納得できた事こそ信じるに値する、という事なのでしょうか。
粋屋が「遊び」にこだわるのも、自分自身で経験したり発見したり、創造したりして欲しいから。
やってみて、実際に心と体で感じた事が「経験」として積み上がっていくんだと思います。
この時期だからこそ、決まったルールの中にいれ込んでしまうよりも、自分達で経験しながらルールを作っていくことが出来たなら素晴らしいですね。
自分の我を押し通したい子もいれば、上手にゆずれる子もいます。
小さい子を気遣う事や順番を守る事も、誰かを真似することから始まったりします。
まさに
「真似ぶ=学ぶ」
ですね。
大切なのは誰かに言われてではなく、いろんな経験の中から自分達で作っていくこと。
それも心と体をめいっぱい使って。
そしていつか自分の中に一本の筋がドンと通った時。
どんな判断をしても、
どんな決断をくだしても、
自分を信じられる自分であったなら
「これは自分が決めたことだから」
と、いろんなことに覚悟が決まるはず。
覚悟できるヤツは強いよ〜😬
そんな人を目指して欲しい。
我々大人に出来ること…
環境を整えてあげること。
そして彼らの可能性を摘まないことかな。