本日,マイクロエースは問屋を通じて小売店に新製品を発表し,受注を受け付けました.伝統的にマイクロエースは公式webサイトへの掲載前に,問屋を通じて小売店に新製品の受注開始を連絡しています.このたび,当ブログではサンパークあじすのレンタルレイアウト店「sMALL wORLD」からこの情報をいただき記事化しました.早速紹介していきます.製品の発売時期は公式には未定となっていますが,早ければおおよそ受注開始から4〜6ヶ月で発売されます.
価格は10%税込メーカー希望小売価格です.
2/21追記:今回のポスター・製品仕様は2/20の時点で公式webサイトで発表されています.
115系3000番台 復活瀬戸内色
「懐鉄シリーズ」プロジェクトで,現在山口県内の山陽本線を賑わせている「復活瀬戸内色」が登場します.ベンチレーター撤去や,床下グレーといったこの編成ならではの特徴も再現されます.すでに金型も存在し,マイクロエースでは同様のコンセプトである「103系1500番台 復活国鉄色」を発売したので,製品化は時間の問題と言えました.もはや「買う,買わない」よりは「どこで買うか」という検討になっています.価格は24,200円です.
なお,この編成に他の編成が併結された事例は2024/2/20現在ありません.
リゾートサルーンフェスタ
「アヒル」「ウーパールーパー」などと言われて密かな人気があったキハ58・28型改造のジョイフルトレインでしたが,初の再販となりました.今回は「晩年型」が登場します.価格は21,450円です.
この製品は中間車の色分けが見事でした.
SLやまぐち号レトロ客車 旧仕様
旧仕様のSLやまぐち号レトロ客車も初の再販です.現在大井川鉄道にて保管されている現車と異なり,各車両の外装がバラバラだった時代の再現となります.ちょうど,KATOで登場する「C56 160」や「マイテ49」にぴったりです.価格は29,370円です.
今回のセットには「スハフ12 18」は入っていません.
なお,以上で3製品で12両ですので,タイトルを変更しております.
キハ33 1001+キハ47 80
キハ33 1001は現在「つやま学びの鉄道館」にて保存されていますが,キハ47とのセットでの登場になります.モーターはキハ47に設定されます.キハ47は今後TOMIXでも再販されますが,時代設定が異なります.価格は16,280円です.
飯田線関係
- 「トロッコファミリー号」で使用されたトラ90000型が3両セットで登場します.価格は9,900円です.
- その牽引機でもあった「ED18 2」が,現在リニア・鉄道館で保存されている姿で製品化されます.価格は12,980円です.
- ED18の原型となったED17も,飯田線仕様で製品化されます.こちらも価格は12,980円です.
その他の製品
- 肥薩線などで活躍したキハ31が登場します.価格はM車(4番)が9,350円,T車(16番)が8,250円でそれぞれ販売されます.
- 京阪800型の新塗装がそのまま再販されます.価格は20,130円です.地下鉄電車・登山電車・路面電車の全てであるという実車の機能も相まって,どのようなレイアウトでも使用できます.
- 2024年夏の「福岡・大分DC」に合わせて登場する「かんぱち・いちろく」の外装デザインが発表されました.「いさぶろう・しんぺい」の面影を残さない大規模な改造が各車になされています.運転日・販売方法などは現時点では未発表です.
- 「TEC STATION」で発売される「キハ183系ラストランオホーツク組み替え車両セット」は,2/22 12:00ごろ受注開始です.
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2024/02/19/240219_yufukougenline_kanpachi_ichiroku_desin.pdf