家族と父と娘 | 私と君+α

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国語大嫌いな私が人に何かを伝えたいなんて・・・

今までのこと、現在など色々と。

そしてスピリチュアルは私の心のマッサージの様なツールです。

誤字脱字意味不明かもしれませんが一生懸命何かを伝えたいです。

家族って何でしょう・・・

血が繋がっている人たち

血とかではなく心で繋がっている人たち

偶然であった人たち

人によって家族とは色んな解釈があると思います。


テレビドラマや小説などで、お父さんが浮気をした時に子供がいう言葉




「あの人と別れて、また家族一緒に暮らそうよ!」




私はこれが言えなかった。



私の父は真面目な人です。



そんな真面目な父からの衝撃的な告白は普通の日常生活で起きました。


私が高校生の時、リビングには父だけがいて我が家に当時一台しかなかったパソコンを使っていた私にポツリとつぶやいた一言。



「父ちゃん、浮気してるんだ。」



他の子ならば、



「どうして?お母さんがいるじゃない。いつも二人共仲良くしてるじゃない。」



なんていうのでしょうが・・・私は違ってました。





「え?本当?・・・へぇ~いくつくらいの人なの?」




「父ちゃんより、一個下。」



「ふ~ん・・・独身?」



「いや、家庭があって子供もいる。」



「・・・今うち家建ててるよね?どうすんの?」




私が心配したのはその時建てていた家の事でした。(苦笑)




「家は・・・母さんにあげるさ。・・・でもどうして怒らないんだ?」




父は神妙な顔をしながら質問してきました。


その時は何故父がそのようなことを言うのかが分りませんでした。



「なんで?だって・・・父さんの人生でしょう?いくら家族でも人の人生に口出して良いとは思わないから」



「そうか」



「ちなみに、本当に別れたらあたしは母さんの方に行くよ。あの人一人じゃ生きていけないだろうし、


 父さんにはその人いるからいいよね?」



「うん。その時はそうしてくれ」



「もちろ~ん。離婚しても父さんには代わりないしね」



「・・・なんかお前に話してよかった。」



「でも、それ本来娘にいう事じゃないから!」



「だなぁ(笑)」




こんな会話でした。



普通なら、高校生のしかも娘に何てこと言うんだ。



そう思う方もいらっしゃるでしょう。



でも私は 兄ではなく私に話して良かったね。 この程度しか思っていません。



兄は母に似て少し神経質で潔癖なところがあったので、大喧嘩になってたと思うからです。



そして、何故私は父を責めなかったか・・・



前もって言いますが、私と父は血が繋がった親子です。



きっと、私は家族を家族としてではなく、 個人 としてみていたのです。



確かに、親子で家族なのですが、人一人の人生を自分や他の人の気持ちで制御するなんて





ナンセンスだ





そう思ったんです。




それに、いくら一緒にいたくても心が他を向いている人と一緒にいても自分も辛いし、その人も辛い。



私の両親は結婚したときからずっと守り続けていることがありました。それは、




子供の前ではケンカをしない




そう決めていたそうです。(20歳を越えてから教えてもらいました。)




しかし、子供は分るんです。 何かがあったと。



例えて言うなら、家の中で ブリザード がふいている感じでしょうか。


冷たい空気が家の中をまとって、自分は悪いことをしていないのに言葉を発するのも怖いとしてはいけないと




感じてしまう様な空気が。



(まぁ、こういうときは父の浮気がばれたときなんですけどね)


(ちなみに父は当時4年以上同じ人と付き合ってました)




そんな空気がいつも漂っている中で生活なんかしたくない。



だったらすっぱり別れて会いたいときに会えば良い。



だって、生きてるんだから



そう、私は思ったのです。




これは、私が誰かと付き合ったりして ”愛すること” を知らなかったからこんなシンプルな答えが出たのかもしれません。




それでも、今でも最終的な答えは変わっていません。




どんなに 「家族」 「父親」 という言葉で縛っても、


根底には 「一人の人間」 に行き着くと思っているからです。




だから、私の中で家族というのは「血の繋がった個々の集まり」といえるのかもしれません。




※ちなみに、子は両親を選べない と良くいいますが、スピリチュアル目線でみると


 子供は親を選んで生まれてくるのだそうです。


 (しかし、残念なことに選んでも生まれて成長していく段階で何故選んだのかは忘れてしまうそうです)




音譜 現 在 音譜

両親は結局離婚はしませんでした。

父にはまだ続いているのか、別れたのか聞いてもいません。

もしかしたら、母を一人にすることの方が別れるより辛いと思ったのかもしれません。

これはあくまでも私の予想であり願いです。


願うことは・・・自由ですから。








今日は見やすくフォントサイズを変えてたりしてみました(笑)
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