Bradとの出逢いから国際結婚、
離婚までを綴っていきます
ディテールは少し変えています。
前回までのあらすじ
在ホノルル日本国領事館へ
離婚届をもらいに行った。
提出は日本の市役所でOKとのこと。
離婚を切り出したくせに証人のサインを
嫌がるBrad。
私もそこは譲れない。
完全帰国まであと数日。
会える友人には全員会ったし、
ジムも解約して、
銀行口座も全部解約。
あとは観光客気分で買い物をしまくり、
ひたすら国際便で郵送した。
ほぼ毎日アラモアナとワイキキを
ウロウロし、散財しまくっていた。
楽しいような、虚しいような。
なんで私、ハワイにいるのに
こんな気分なんだろう。
この頃にはBradも引き留めるのは
無理だと分かったようで、
何も言わなかった。
存在は、ただの同居人。
毎晩、キャバクラから帰って来た
Bradを見て、
”なんでこんな男のために
大好きな日本を離れて
ハワイに来たんだろ…”
と思っていた。
いつか日本で行った占い、
当たってたなぁ。
あの占い師さんの言う通り、
あの時別れて帰国していたら、
2年後に運命の人に出逢って
今頃幸せになっていたのかなぁ。
今さら、タラレバだけど。