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『びんびんシリーズ』は、フジテレビ系列で1987年から2000年代にかけて断続的に放送されていたドラマのシリーズでした。
認知度が高いのはやっぱり【教師びんびん物語】だよね。
徳川龍之介(田原俊彦)と榎本英樹(野村宏伸)のコンビが、作品ごとに役どころを変えながら活躍する作品で、2人にとって最大の当たり役とも言われています。
連続ドラマとしては「月9」枠で、毎週月曜日21:00~に3シリーズが制作され、スペシャル版が断続的に何度か放送されていました。
【ラジオびんびん物語】は、1987年に放送されて私も視聴しとったなぁ。
びんびんシリーズ第一作です。
実在のラジオ局であるニッポン放送を舞台に、徳川龍之介・榎本英樹がラジオ局の営業マンとしてドタバタ劇を繰り広げる感じでした。
徳川龍之介が田島響子プロデューサー(池上季実子)に憧れる役だったくらいの記憶しかないです。
びんびんシリーズ第2作、
『教師びんびん物語』は、1988年に放送されました。
ドーナツ化現象の進展により大幅に生徒数が減少した東京・銀座の銀座第一小学校を舞台とした学園ドラマでした。
シリーズ平均視聴率22.1%、最高視聴率24.9%を記録したそうです。
熱血教師・徳川龍之介とその後輩の教師・榎本英樹のコンビを中心に、小学生の揺れ動く心理状態や、近隣の小学校との統廃合問題で揺れる学校運営などを描いていました。
第1弾教師編の主題歌は大ヒットしたトシちゃんの【抱きしめてTonight】です
ザ・ベストテンバージョンでどうぞ
教師編第1弾のマドンナには紺野美沙子さん。
五十嵐いずみさんや、五十嵐淳子さん(中村雅俊さんの奥さんです)も出ていましたね。
本当綺麗で憧れの存在だったなぁ。【教師びんびん物語II】は、1989年に放送されました。
びんびんシリーズとしての第三作にあたります。
徳川龍之介がひょんなことから東京・御茶ノ水の名門私立小学校「聖橋大学附属小学校」に赴任し、中学部進級を目指す児童たちを教えることになる事になりました。
慣れない進学校での勤務でも相変わらずの熱血指導を行う徳川と、「担任作成の調査書で低位3分の1は中学部進学不可」とする校則の中で苦しむ児童達とのふれあいを描いたドラマでした。
シリーズの平均視聴率26.0%、最高視聴率31.0%を記録(月9初の30%以上を達成)し、シリーズ最大の成功作となったんです。
あの(笑)蛭子能収さんが芸能界でのデビューとなった作品でもありました。
徳川と榎本は第1話で初対面という設定であり、前作と物語上のつながりはない。
Iでは萩原流行がダメ教師役、阿藤快が教頭役であったが、IIではその立場が逆転しているお遊び要素も。
どちらもお亡くなりになってんのが悲しいですね(><)
田原が歌う「ごめんよ涙」も大ヒットしました。
徳川龍之介と榎本のツーショットバージョンの貴重な【ごめんよ涙】です
しかも!トシちゃんが2010年にセルフカバーして歌い直しているバージョン、ボイトレしたのか、すごく歌が上手くなってるの。それも聴いてみて欲しいな。
第2弾の登場人物です。
野村も「(ここで)ドッチボールとかやってたでしょ」
校舎へ向かう途中、田原「榎本!」 野村「先輩!」とふざけ合う。
2人は思い出の講堂へー徳川と榎本が幾度も熱い教育論をぶつけ合った場所ー
野村も「お互いにね(田原もB型なので)」
田原「俺がセリフでガーって言っても立ち向かってくる可愛さ、それが榎本君」
似ているからこそ多くを語らずしてわかってしまうお互いの性格、兄弟のように。
俳優は田原に離婚したことを打ち明けた。(田原「何だってー」と驚く)
野村は2年前に10年連れ添った妻と離婚した。
田原は「榎本のイメージを拭い去るまで時間も必要だった。俺、で勝負しなきゃいけない、自分を信じるしかない」と助言
田原も33歳の時に大手事務所から独立。自分の信じる道を突き進んだ。
野村「(田原が)曲げないところを見ていて頑固だけど、俺もそういう所は持っていたい、挑戦するのもいいかな、大変だけど」
田原「宏伸が考えて決断して独りでやっていこうという姿勢に敬意を表するし役者として宏伸らしさを貫いて頑張って欲しい」
野村「頑張ります」
田原「何か・・・仕事ください」と冗談気味に頭を下げる。
野村「(感極まって涙を浮かべながら)やっぱり結局、人の出会いですよね。最近強く感じていて、あの出会いがあったから今の自分がある。
田原「頑張りましょう、負けませんよ」と握手。野村は涙を隠すように立ち上がり席を離れ、背を向ける。
2人は再び走りだす。
2人は再度に友情の証として「教師びんびん物語II」の最終回ラストシーンを披露した。
気を失った榎本(野村)を徳川(田原)がおんぶをしながら別れを告げるシーン
だが、体重が10kg重くなった野村をおんぶし続けられず田原は野村を置いて逃げ出す。
野村「まってくださいよ先輩~」 END