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習い事心理アドバイザー:倉地加奈子

習い事の講師の方に女性らしく自立をするための方法をお教えしています。少ない生徒さんでも高収入を実現する教室運営を。そんな教室を目指す方を全力で応援しています。

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私はパン教室の講師を経て、

パン屋さんを経営し、

現在は習い事の講師の方を応援する側にあります。

 

 

 

ありがたいことに習い事の講師の方と

たくさんお会いする機会に恵まれ、

様々な習い事の講師とのやりとりの数は、

少なく見積もっても100人以上の方にのぼります。

 

 

 

これだけの数の方と接していれば、

流行っている教室の講師の方と

それほどでもない講師の方の違いというのが、

嫌でも見えてきました。

 

 

 

そこで今日はたくさんの事例の中で、

発見した流行る、流行らないの違いについて

いつもと違うトーンでお話ししてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

頑張っている方向性の違い

 

日々物凄く努力しているのに関わらず、

全く結果が出ないということはあまり見受けられませんが、

かける頑張り方によって、

結果の出具合に差があることはあります。

 

 

 

例えば、

 

 

 

「私の教室のメニューのクオリティは、

周りの教室よりも優れているのに、

どうして自分より優れていないはずの

教室が流行っているのだろう?」

 

 

 

「値段も生徒さんが学びやすいように

思い切って下げてお得にしているのに、

なぜあんなに高い料金のところに

生徒さんが集まるんだろう?」

 

 

 

「私の講師歴は誰よりも長いのに、

始めたばかりのあの教室に

生徒さんが集まるのはなぜだろう?」

 

 

 

これらの頑張り方はどちらかというと

頑張る方向が少しずれているかなと感じます。

 

 

 

かたや、生徒さんの支持を集める教室の講師の方は、

どちかというと

 

 

 

「今自分ができることで、

生徒さんが喜ぶことはなんだろう?」

 

 

 

という思考パターンになっているので、

周りを気にすることも、

周辺の教室に合わせる必要もなく、

ただただ自分の生徒さんとの関係を

よりよく深めていくことに頑張りポイントを

置いているように思います。

 

 

 

レストランのシェフが、

テレビに紹介される時に、

 

 

 

「フランスの三つ星レストランで

10年修行をした。」

 

 

 

などといったように紹介されるので、

流行っているお店は、

最初にそういったことを頑張らなければ

いけないような刷り込みが行われていますが、

 

 

あれはマスコミがこのお店は流行っているお店だと

演出する常套手段であって、

お店を流行らせるための十分条件ではありません。

 

 

 

有名店で修行したってお客さんの支持がなければ

ただの不人気店です。

 

 

 

私のお気に入りのフレンチレストランは、

シェフは女性の方で、

フランスで修業したこともなければ、

有名なレストランで働いた経験もないそうですが、

 

 

"フレンチでおふくろの味" を提供することに

情熱をかけられていて常にお客さんが一杯です。

 

 

 

要は情熱をかけるベクトルが

どちらに向いているかが重要であって

そのベクトルがお客さんの方を向いていない場合、

 

 

圧倒的な実績があったとしても、

それは教室を流行らせるための

必要条件にも十分条件にもなりません。

 

 

 

 

 

安易に生徒さんに迎合しているかいないか?

流行る教室の講師の方と

そうでもない方の違いの一つに、

自分の信念を曲げ、

生徒さんに迎合しているかいないか?

 

 

 

というところが挙げられます。

 

 

 

もちろん、流行っている講師の方は、

安易に自分の信念を曲げて生徒さんに

条件を合わせるようなことはしない傾向があります。

 

 

 

"生徒さんが少ないからといって、

集めるために子供が好きでもないのに、

子供連れ教室を設ける"

 

 

 

"生徒さんが来てくれないので、

平気で値段を下げる"

 

 

 

なぜ、それをすることが問題かと言えば、

そもそも自分がやりたくないことなのに、

生徒さんがいないからといって、

人を集めるためだけに自分の信念を曲げているので、

それをしばらく続けると講師自身、

強いストレスになっていきます。

 

 

 

するとどうなるかというと、

 

 

 

「私は本当は安いレッスンなんかやりたくなかったのに。」

 

 

 

「子供連れのレッスンをやりたいわけではなかったのに。」

 

 

 

と言ったように自分の中に不満が生まれ、

結局、急にそれらの条件を変えることになりがちです。

 

 

 

生徒さんの立場からすれば、

そんなことをされたらたまらないですし、

 

 

 

「だったら最初からそういう条件だということを

言ってくれればよかったのに。」

 

 

 

と講師の不誠実さしか映らなくなります。

 

 

 

目先の生徒さんが欲しいからといって、

自分の思念をたやすく曲げてしまう方は、

正直大きな人のエネルギー(人気)を集めることは

難しいところがあります。

 

 

 

実は生徒さんが少ない時こそ、

講師は見込み客に見られていると

思った方が良いです。

 

 

 

信念がぶれない講師の方には、

一本の筋が入ったような

ぶれないカリスマ性を帯びたり、

生徒さんにとっての安心感が醸し出されます。

 

 

 

たくさんの講師の方を見てきて、

スタートしていきなり上手くいく方、

長い時間多くの支持を得ている方は、

ぶれない教室運営がしっかりと出来ているように思います。

 

 

 

下につく人間というのは、

 

 

 

"上の人間のぶれや誠実であるかどうか?"

 

 

 

といったことを察知する能力が非常に長けています。

 

 

 

 大人だけではなく子供でも同じですよね。

 

 

 

保育園でも子供は先生を非常に敏感なセンサーで、

この先生が心を預けて良い先生かそうでないか?

を判断しています。

 

 

 

子供に人気がない先生の特徴は、

 

 

 

・情緒不安定

 

 

 

・感情で行動を変える

 

 

 

・平等に見れない

 

 

 

と言ったような特徴がありますが、

教室も同じで、生徒さんから見れば、

安易に講師が何かに迎合する姿から、

同じようなことを感じているかもしれません。

 

 

 

 

 

ターゲットを絞れていない

最後に流行っている講師の方と

そうではない方の大きな違い。

 

 

 

それは、

 

 

 

ターゲットをしっかりと絞れているか、

そうではないか?

 

 

 

この違いも大きいと感じます。

 

 

 

ターゲットを絞れているかいないかということを

わかりやすく言えば、

 

 

 

「うちの教室はなんでも選べます。是非いらしてください。」

 

 

 

というスタイルと、

 

 

 

「うちの教室は売りはこれしかありません。

ですがこれだけはどこにも負けません。」

 

 

 

の違いです。

 

 

 

もちろん流行っている教室は後者ですが、

ターゲットを絞れていないと、

結局、この教室は何がやりたいのか?

生徒さんにとっていまいち理解できにくいわけです。

 

 

 

・商品数を増やす

 

 

 

・値段を下げる

 

 

 

これらのことは頭を使わずともできます。

だからたくさんの教室が同じことをしています。

 

 

 

それと同じことをしていたら、

たくさんの教室の中に埋没するのは

当たり前ですよね。

 

 

 

それよりもターゲットを絞って、

 

 

 

「うちの教室は何でもできるわけではありません。

しかしこれだけは絶対の自信を持っていて、

どこにも負けません。」

 

 

 

「よりどりみどりの教室ではないですが、

通って頂ければ他の教室では学ぶことができない

こんな未来をお約束します。」

 

 

 

私の行きつけのフレンチレストランにも

通ずるところがあります。

 

 

 

「フォアグラやキャビアといった

高級食材を使った料理は出せないけれど、

フレンチでのおふくろの味を味わって頂けるのが

私のお店です。」

 

 

 

そのターゲットの絞り方が魅力を放ったりするわけです。

 

 

 

自分の教室がターゲットを絞れているかいないか?

ということができているかを図るのは簡単です。

 

 

 

今から20秒で知らない人に自分の教室の魅力を話してみて下さい。

 

 

 

言葉に詰まる、もしくはうまく伝えられない場合、

自分の教室のターゲットを今一度考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

まとめ

 

今回は少しぶっちゃけて書きなぐってしまいました。

 

 

 

たくさんの事象を見てきた中での

リアルな違いと共通点なので、

もしかすると気を悪くされた方も

いらっしゃるかと思いますが、

一つの参考にしてみて下さい。

 

 

 

私のコミュニティ「習い事の講師の大学」は、

私のガードを完全に外してレクチャーさせてもらっている講座です^^

 

 

 

ここでは書けないさらにリアルなこと、

結果に直結するノウハウなんかをお伝えしています。

 

 

 

五期生、続々とご入会頂いています。

 

 

 

よろしければ是非。

 

 

習い事の講師の大学第五期生募集ページ

 

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