学校コワイ
これは数年前に先輩ママに紹介してもらった本。
主人公の女の子が
時間割、休み時間、
授業、給食…
学校生活のほとんどの場面で
いつも困っていたけれど、
どう聞いていいか聞き方もわからず…
という内容で、
主人公の女の子になっている方の言葉を、そのお母さんが集めて作った本だ。
今年1年生になった次男ダイヤくんは、
小学校に通いだして3週目で
この「学校コワイ」を言い出した。
コワイ理由もこの絵本にそっくり。
話のスピードについていけなかったり、
みんながなんとなくわかることが自分だけ分からなくて困る…みたいな。
それで朝も晩も
「学校コワイ」「行きたくない」と
シクシク、うわ~んと泣く日が続いた。
幼稚園時代からちょっぴり要素は感じていたけれど
(口でいうより絵で描いた方が理解が早いとか)
幼稚園生活そのものはすごく楽しんでいたから
まさかここまで強く「学校コワイ」と訴えてくることになるとは思ってもいなかった。
それでも!
我が家には
バリバリ自閉症の長男エースくんがいるので、
ダイヤくんの困っていることに、
「まだ小学校生活に慣れていないだけ」
の一言で片付けない対応を
先生と相談しながらやっていけて、
夏休み前にはかなり落ち着いてきた。
(先生がダイヤ君用に授業内容を書いた時間割を準備して前日のうちに渡してくれている。)
診断されているかどうかではなく、
何が優れて劣っているかでもなく、
「こうしたらわかる」とか、
「こういうのは苦手」とか、
自分で自分のことが分かって
自分で解決していける人になるよう、
エースくんとダイヤくんの手伝いをしていきたいと感じた
夏休み明けての一日目。