週末に友人たちと夕飯の約束
しかし世の中はまだまだ
スト開催中〜
約束の日にはストは終わっている…
と思っていたあの日の自分たちに言いたい、
そんな簡単に終わるわけなかったわ
さて、当日。
1人は自宅からお店までは徒歩15分。
※但し片道50分かけて徒歩通勤からの、店集合
1人はパリ郊外に住んでいるため欠席
※本来ならRERやメトロでOKだけどストでムリ
で、私は?というと…
いつもならお店までは
メトロを使って25分くらい
しかし、この状況、どうしよう?
選択肢は2つ。
間引き運転中のバス→徒歩で30分
※スムーズに乗れて渋滞なしの場合
お店まで徒歩で50分
…
間引き運転中のバス→徒歩、を選択
でも、間引き運転しているバス自体が
とても限られているので
平日に走っているどのバスを見ても
ぎゅうぎゅうぱんぱん
そこに夕方乗り込もうとするなんて
無謀かなー?
と、早めに家を出てバス停に行ってみたら
絶望的なほど大量の人
しかも、少しでも渋滞にハマらないように!
とみんなが同時に考えてしまった結果、
早い時間から帰宅ラッシュ
なんてこった…
さらに最悪なことに
かなりの雨ふり
大量の人が並ぶバス停と
大渋滞でピクリとも動かない車と
鳴り止まないクラクションの音に
泣きたい…
どうしようかなあー…
雨はかなり強めに降っていて
この中を50分歩くのかー
でもいま友は毎日片道50分かけて
徒歩通勤しているんだから…
ま、歩くか
で、北に向かってほぼまっすぐ、
傘をさしてひたすら歩く!
ハイブランドストリートをてくてく
ああ…なんてこったい
しかし…
いま徒歩通勤する人々がとーっても多く
雨がかなり降っているにもかかわらず
歩く人がいっぱい
狭い歩道を傘持ちですれ違わなければならず
道を譲りあって歩くので
お先にどうぞ
いえいえそちらから
ありがとう
どういたしまして
そしてお互いに顔を見合わせて無言の
おつかれさまです
的な微笑み合い。
暗闇に広がる、味わったことのない
歩行者同士の連帯感
メトロやバスは走っていないし
車も大渋滞だからタクシーもムリ
キックボードや自転車が
都合よくレンタルできない…となれば
信じられるのは自分の力だけ
歩いていればいつか着くんだもんなー
という当たり前のことのすごさを実感。
そんなことを考えながら
渋滞の車の横をてくてく
赤信号で止まるとため息をつき
ふたたびてくてく
グーグルマップを見ながら知らない道を通り
坂道が続くと心がポキポキと折れて
なんて日だー
と呟いていたら
知っている商店街に到着ここまで来たらゴールはまあまあ近い
ストライキとデモと渋滞について
さんざんぶちまけて気分爽快
本来ならかなり混むらしい人気店。
ストの影響が如実に表れていました…
こちらの「L´envie du jour」は
美味しくてリーズナブル
帰りは一切渋滞もなくサクっとUberで帰宅、
このときのやたらご陽気だった
アフリカ人運転手の話は、のちほど…
私は歩くのは好きなので
普段からかなり歩く方ではありますが
連日歩きまくっていて
スネが痛い…
足全体がくたくた…
つーか全体的にくたくた…
昨日はうっかり2万8000歩を記録
そりゃくたくたにもなる
いつになったら元に戻るんだろー?
せめてストライキが終わったら
歩きまくったご褒美に
すっきり痩せていたりしないかなー
いや、歩いた分、お腹が空いちゃって
食べてるからムリだなー
…いいことないわ
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